【ウクライナ侵攻】ドイツ、LNG基地新設。海運での輸入増加も。ノルドストリーム2事業会社 破産検討
ドイツは同国の2カ所にLNG(液化天然ガス)受け入れターミナルを早期に新設することを決めた。ドイツのオラフ・ショルツ首相が2月27日表明した政策の中で明らかにした。天然ガスの安定調達に向けて、LNG…
【ウクライナ侵攻】エクソン、サハリン1撤退。アフラ市況に影響も
米石油メジャーのエクソンモービルは1日、ロシア・サハリンの石油開発プロジェクト「サハリン1」から撤退すると発表した。ロシアのウクライナ軍事侵攻を受けた決定となる。既に同地域のLNG(液化天然ガス)プ…
ONE、北米臨時船3隻目。神戸など国内3港、釜山フィーダーにも
邦船3社コンテナ船事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は3月中旬にも、日本発北米西岸向けで3隻目の臨時船投入を決めた。日本側寄港地は名古屋、東京に加え、神戸の国内3港に寄港する。…
東京港、青海で連日大渋滞。ゲート処理深夜まで。海上輸送の混乱影響
東京港で海上コンテナ輸送の混乱の影響が深刻化している。青海公共埠頭で2月28日から大混雑が発生。ゲート処理作業が3月2日まで2夜連続で深夜にまで及び、海コン車両の待機時間は8―10時間に達した。ター…
商船三井、宇徳の完全子会社化が完了
商船三井は2日、同日付で宇徳の完全子会社化が完了したと発表した。重量物、プラント関連の輸送・据え付けや港湾運送事業で優れたノウハウ、熟練した人材を持つ宇徳の完全子会社化により、グループ経営資源を結集…
【MariTech 海事未来図】アイディア、バージ・車両の位置管理。トラッキモ GPSデータ活用
海事産業向けデジタルプラットフォームを運営するアイディア(東京都渋谷区)は、同社が提供する「Aisea PRO」(アイシアプロ)に米トラッキモが開発したGPS(全地球測位システム)の位置情報を取り込…
BW・LPG、商業運航と環境両立。2元燃料VLGCなど28隻、プール事業PR
2日に開かれたLPガス国際セミナーで、シンガポールのLPG(液化石油ガス)船大手BW・LPGのニールス・リゴー上級副社長は市況の強いボラティリティー(変動性)、非効率な輸送の常態化、環境規制の強化な…
現代三湖、コンテナ船3隻受注。1隻約1億2000万ドルで
韓国造船最大手の現代重工業グループが追加受注した。足元で、子会社の現代三湖重工業がコンテナ船3隻を成約。年初から受注が活発化している。グループの造船持ち株会社、韓国造船海洋は2月28日、現代三…
NK、船舶設計で3D機能強化。データ連携工数3割減
日本海事協会(NK)は2日、NKが提供する船体構造設計支援ソフトウエア「PrimeShip―HULL」と、フィンランド・NAPAグループの3D船舶設計システム「NAPA Designer」のデータ連…
リベラ、社長に勝山氏。三菱商事出身
外航・内航船主大手のリベラグループ(本社・広島県呉市)は1日、同日付で社長に三菱商事出身の勝山泰宏氏=写真=が就任したと発表した。山本訓史社長は代表権のある会長に就いた。勝山氏は1989年に三…
交政審船員部会、産業医制度導入へ。船員法施行規則 改正案承認
国土交通省海事局は2月25日にウェブ会議形式で開いた交通政策審議会(国交相の諮問機関)の海事分科会船員部会で、船員の健康確保を目的に常時50人以上の船員を使用する船舶所有者に対し、産業医の選任を義務…
トタル、2元燃料VL就航。LNG焚き6隻の1番船
エネルギー大手の仏トタルエナジーズは2月24日、同社初のLNG(液化天然ガス)燃料に対応したVLCC(大型原油タンカー)「Eagle Valence」=写真=の用船契約が始まったと発表した。トタルは…
DNV、オドフェルにAIPを発給。浮体式風発の基礎部分対象
ノルウェー船級協会DNVは2月22日、同国オドフェル・オーシャンウインドが開発した浮体式洋上風力発電向け基礎部分の設計に対し、AIP(基本承認)を発給したと発表した。同基礎部分は「ディープシー・セミ…
【進水】内海造船瀬戸田、RORO船「よね丸」
■内海造船瀬戸田 RORO船「よね丸」 内海造船は2月17日、瀬戸田工場(広島県尾道市)で建造中のロールオン・ロールオフ型一般貨物船(RORO船)「よね丸」=写真=が進水したと発表した。発注者は…
自動車船火災事故、傾斜後に沈没。アゾレス諸島沖で
大西洋を航行していた自動車船「Felicity Ace」(フェリシティー・エース)で火災事故が発生したことに関し、現地時間1日午前9時ごろに沈没したことを現地のサルベージチームが確認した。本…
博多港運、中古車輸出など好調。モーダルシフトにも注力
博多港運(本社・福岡市、村田成生社長)は博多港での貨物取り扱いシェアを順調に拡大している。2021年は半導体不足や、中国での電力不足の影響などがあったものの、南米・アフリカ向けの中古車輸出が好調。博…
【ウクライナ侵攻】コンテナ船社、ロシア輸送 停止相次ぐ。マースク・MSCなども
ウクライナへ軍事侵攻を行ったロシアに欧米諸国が経済制裁などに踏み切ったことを受けて、コンテナ船社もロシア発着の輸送停止に動いている。欧州系のマースクやMSCなどは1日以降、ロシア発着コンテナサービス…
国交省、港運事業者の経営状況を調査。料金収受など労働条件改善へ
国土交通省港湾局は全国の港湾運送事業者に対し、経営状況の実態に関するアンケート調査を実施している。港湾労働者不足が指摘される中、港運事業者が適正な運賃・料金を収受できるよう、商慣行の実態などを把握し…
日本郵便・佐川急便、幹線輸送を共同化。協業進展、EMSでも開始
日本郵便と佐川急便は両社協業の一環として1日、東京発福島・郡山向けの幹線輸送で共同運行を始めた。4月以降は東京発九州向けにも対象を広げる。幹線輸送の共同化・効率化により車両台数を減らし、CO2(二酸…