パナソニック、顧客起点 SC効率化。米大手ブルーヨンダーと協業加速
パナソニックは昨年9月に完全子会社化したサプライチェーン(SC)ソリューション大手の米ブルーヨンダー(Blue Yonder、ワード参照)との協業を通じ、顧客のグローバルSC効率化に取り組む。両社の…
日本郵船、仏でLNG船事業拡大。EDF向け長契3隻に
日本郵船がフランスでLNG(液化天然ガス)船事業を拡大させている。日本郵船は18日、同国の電力最大手EDFと新造LNG船1隻の長期定期用船契約を結んだと発表した。日本郵船はフランスで長年にわたり、L…
日本郵船・クヌッツェン、液化CO2輸送で新会社。大型船、早期運航へ
日本郵船は18日、ノルウェー海運大手クヌッツェン・グループと液化CO2(二酸化炭素)の海上輸送・貯留事業のマーケティングと新規事業開拓を行う合弁会社「クヌッツェン・エヌワイケイ・カーボン・キャリアー…
【変革期の舶用メーカー】(1)ヒエン電工社長・山鳥剛裕氏、舶用電線サービス差別化
GHG(温室効果ガス)削減など環境対応の加速で船舶の在り方が大きく変わりつつある。基幹技術を支える日本の主要な舶用機器メーカーがどのような取り組みを行っているのか、各社首脳に今後の戦略を聞いた。初回…
輸組まとめ21年受注。6年ぶり1500万総トン超え。バルカー150隻増加
日本船舶輸出組合が18日発表した2021年の輸出船契約(受注)実績は前年比2・1倍の1521万総トンと、3年ぶりに増加に転じた。受注が1500万総トンを超えるのは、NOx(窒素酸化物)3次規制適用回…
海技研、実海域実船性能評価計画。フェーズ2へ参加者募集
海上技術安全研究所は17日、船舶の実海域性能をテーマとした共同研究「実海域実船性能評価プロジェクト」のフェーズ2を開始するため、参加者を募集すると発表した。募集期間は26日から2月25日までで、3月…
三菱造船・新日本海フェリー、高速大型船で無人運航。世界初の実証
三菱重工業グループの三菱造船と新日本海フェリーのコンソーシアムは17日、日本財団の無人運航船の開発実証プロジェクト「MEGURI2040」の一環として、大型カーフェリーでの無人運航実証を行った。新門…
上汽集団、LNG焚き自動車船発注。江南造船に2隻
中国の自動車大手、上海汽車集団は17日、同国の江南造船にLNG(液化天然ガス)燃料に対応した7600台積み自動車船2隻を発注したと発表した。完成車輸出の増加に応じ、海上輸送を担う船隊を拡充する。…
韓国造船大手2社、年初から新造受注継続。現代重G5隻・大宇1隻
韓国造船大手は、年初から新造船の受注を続けている。足元では現代重工業グループがコンテナ船など5隻、大宇造船海洋はLNG(液化天然ガス)船1隻を成約した。大宇は商船のほか、すでに海洋プラントも受注した…
友田船協副会長、スエズ通航料改定、6カ月前通知要請。SCA長官に
日本船主協会の友田圭司副会長は16日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを訪問し、スエズ運河庁(SCA)主催のイベントに参加した。終了後にはSCAのオサマ・モニール・ラビア長官と会談し、通航料改定に…
MPCキャピタル、コンテナ船4隻発注。韓国HJ重工で建造
独資産運用会社MPCキャピタルは17日、パートナーと共に、コンテナ船4隻を韓国のHJ重工業(旧韓進重工業)に発注したと発表した。船型は5500TEU型で、エコデザインを採用。EDDI(エネルギー効率…
リベリア船籍、コンテナ船登録が拡大。11年連続で世界1位
リベリア船籍の主管庁業務を手掛けるリスカ(LISCR)は17日、昨年12月末時点でコンテナ船の総トン数ベースでの登録船シェアが世界全体の19%となり、11年連続でトップを維持したと発表した。登…
明治海運G、原油船を譲渡。40億円超で
明治海運は17日、同社グループのMKセンテニアルマリタイム(シンガポール)の原油船を譲渡すると発表した。船隊の近代化、船隊整備計画の一環で、譲渡価額は3640万ドル(40億400万円)、帳簿価額は1…
リオティント、アンモニア焚きケープ共同開発。伊藤忠・川汽・NS海運・NSYと
英豪資源大手リオティントは17日、伊藤忠商事が主導するアンモニア(NH3)燃料ニューカッスルマックス型ケープサイズバルカーの共同開発プロジェクトに参画したことを明らかにした。共同開発プロジェク…
中北製作所21年6―11月期、単独営業益72%減。原材料価格上昇で
舶用バルブ製造などを手掛ける中北製作所の2021年6―11月期単独決算は、営業利益が前年同期比72%減の1億6500万円だった。原材料価格の上昇などにより、舶用・陸用とも収益性が当初想定を下回った。…
OA 22年4月新体制、42サービスに拡大。北米向けで3ループ増
仏船社CMA―CGM、中国船社COSCO、台湾船社エバーグリーン、香港船社OOCLによるコンテナ船アライアンス「オーシャン・アライアンス(OA)」は、4月からの東西基幹航路の新サービス体制を公表した…
東京港長期構想検討部会、最終取りまとめを策定。31日、審議会に答申
東京都知事の諮問機関、東京都港湾審議会は18日、東京港の第9次改定港湾計画に向けた「長期構想検討部会」の第8回会合を開催した。最終回となる今会合では、昨年実施したパブリックコメント(意見公募)の結果…
三菱重工G、オカムラ、パレット品の入出庫自動化。無人フォーク、保管システム連動
三菱重工業は18日、グループ会社の三菱ロジスネクスト、オカムラと無人フォークリフトとパレットストレージシステムを組み合わせた倉庫内の無人化ソリューションを発売したと発表した。パレット貨物の入出庫作業…
サイバーポート、超過保管料など照会機能を追加。宇徳、大井3・4号で運用
国土交通省港湾局は17日、港湾関連データ連携基盤「Cyber Port(サイバーポート)」にターミナル問い合わせ機能を追加すると発表した。ターミナルオペレーターなどとの間でのデマレージ(超過保管料)…
日港協まとめ、年末年始荷役 今年度21%増880隻。実施は5港増の65港
日本港運協会は18日、今年度の年末年始(2021年12月31日、22年1月2―4日)期間中の本船荷役実績を公表した。総荷役隻数は前年比21%増の880隻、実施港数は前年度から5港増の65港となった。…