商船三井、中国荷主とLNG船契約、CNOOCと6隻定期用船。安定収益 拡充
商船三井は中国の石油・ガス大手、中国海洋石油(CNOOC)と新造LNG(液化天然ガス)船6隻の定期用船契約を結んだ。同契約に投入する6隻は中国の滬東中華造船で建造する。商船三井は中国向けLNGの豊富…
無人運航船、小型観光船で離着桟。世界初。横須賀で実証実験
日本財団は11日、無人運航船の開発実証プロジェクト「MEGURI2040」の一環として、トライアングルが運航する小型観光船「シーフレンドゼロ」を使用した無人運航の実証実験を神奈川県横須賀市の新三笠桟…
マースク、メタノール焚き 追加発注、1万6000TEU型4隻
デンマーク海運最大手APモラー・マースクは、韓国・現代重工業にメタノール焚(だ)き1万6000TEU型コンテナ船4隻を追加発注した。海外メディアが報じた。マースクはこれまで現代重工業に同船型8隻を発…
【インタビュー 新たな物流団体へ衣替え】日本内航海運組合総連合会理事長・加藤由起夫氏。法令順守へ政策提言
日本内航海運組合総連合会は4月、新たな物流団体へと衣替えする。長年事業の柱だった暫定措置事業が昨年8月に終了し、内航海運事業者が法令を順守するために必要な政策を提言する活動などが中心となる。これまで…
インドネシア、バルカー滞船241隻。石炭輸出は一部再開へ
インドネシアが今月末まで石炭輸出を禁止したことを受け、同国沖でのバルカーの滞船が増加している。米ベソン・ノーティカルのグループ会社でドライバルク船のデータソリューションサービスを手掛けるノルウェー企…
商船三井・伊藤忠、NH3供給船でAIP。国内初、星港でSC構築へ
商船三井は11日、伊藤忠商事と共同で、米国船級協会ABSからアンモニア(NH3)燃料供給船の設計に関する基本承認(AIP)を取得したと発表した。NH3燃料供給船の設計AIP取得は国内初。供給船の共同…
北日本造船、LNG焚き新船型開発。22型ケミカル船でAIP
北日本造船(本社・青森県八戸市、東徹社長)は7日、LNG(液化天然ガス)2元燃料焚(だ)きの2万2000重量トン型(22型)ステンレスケミカルタンカーの設計基本承認(AIP)を日本海事協会(NK)か…
サムスン重工、21年受注高122億ドルで2倍。コンテナ・LNG船など堅調
韓国造船大手サムスン重工業の2021年の受注高は122億ドルで前年比2・2倍増だった。韓国造船大手の中で唯一海洋プラントの成約がなかったものの、LNG(液化天然ガス)船、コンテナ船、タンカーの成約が…
ハイドマー、運航船隊60隻に。キャピタルと合弁
タンカープール運営大手ハイドマーとキャピタル・シップ・マネジメント(ギリシャ)は6日、合弁会社を設立すると発表した。キャピタルが管理する32隻のタンカー全てがハイドマーのプールに加わる。これにより、…
鉄道・運輸機構、固定型一部で金利引き下げ
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、河内隆理事長)は1日付で、船舶共有建造制度の共有船の使用料金利(年率)を改定した。固定型のうち、12年超13年以内で0・01%、13年超14年以内で0…
【中間決算を読む】 2.日本郵船、財務目標 前倒し達成
日本郵船の2021年4―9月期連結経常利益は前年同期比8・4倍の3972億円に拡大した。コンテナ船のスペース逼迫(ひっぱく)が持続し、持ち分法適用会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)を中…
21年北米東航、初の年2000万TEU超。20%増、12月は1%増
米調査会社デカルト・データマインが米国税関統計を基にまとめた2021年通年のアジア10カ国・地域発北米向け(北米東航)コンテナ荷動きは、前年比20%増の2051万2331TEUで、04年の統計開始以…
東京港、10年目で過去最多。早朝ゲートオープン、21年9.7万本
東京港内の一部コンテナターミナル(CT)で実施する早朝ゲートオープンの取り扱いが伸長している。2021年のコンテナ取扱量は前年比15%増の9万6902本(都港湾局のデータを基に本紙集計、東京2020…
JILS調査、荷主の物流コスト 急上昇。売上高比5.7%、過去20年で最高
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)がまとめた「2021年度物流コスト調査報告書(速報版)」によると、荷主企業195社の20年度の売上高物流コスト比率は、全業種平均で5・70%と過去20年で最…
【12月航空混載】阪急阪神エクスプレス、日本発輸出重量 24%増の6097トン。海上からのシフトが寄与
阪急阪神エクスプレスの2021年12月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比24%増の6097トンと13カ月連続で増加した。自動車、電子部品関連の取り扱いを中心に増加。海上からの航空シフトなども物量…
阪神港コンテナ、21年内は回復基調維持
【関西】阪神港(神戸港、大阪港)のコンテナ取り扱いは2021年後半を回復基調で乗り切ったようだ。関係者によると、阪神港では中国からの輸入が同年内いっぱい堅調に推移していたという。輸入が主体となる大阪…
【新型コロナ】米国西岸、陽性者5日に160人。港湾機能低下を懸念
米国西岸港湾のターミナルや船社など使用者団体であるPMA(太平洋海事協会)のジム・マッケナ会長は、1月5日だけで米国西岸港湾で新型コロナウイルスの陽性反応が出た港湾労働者が160人に上ったことを明ら…
【新型コロナ】寧波港、CT搬出入正常化。天津港は大規模検査
新型コロナウイルスの検疫強化が続いていた中国・寧波港北侖区のコンテナターミナル(CT)では、搬出入の制限が解除され、通常運営が再開された。マースクの10日付の発表によると、荷役や搬出入、バンプールは…
シノトランスジャパン、日本発日中航路でウェブブッキング。業務を効率化
中国のシノトランスコンテナラインズ(中外運集装箱運輸)の日本総代理店シノトランスジャパンはこのほど、ウェブブッキングを開始した。対象となるのは、日本発の日中航路。荷主ニーズに応えながら、業務の効率化…
熊本県ポートセミナー、13日の大阪開催を中止
【関西】13日に大阪市内で開催を予定していた「2021熊本県ポートセミナー」について、八代・熊本各港ポートセールス協議会などでつくる主催者は、新型コロナウイルス感染症対策のため中止を決めた。問い合わ…