アジア→米 コンテナ高水準。11月単月過去最多。欠便響き日本積みは減
北米航路で高水準の荷動きが続く。日本海事センターによると、11月のアジア18カ国・地域発米国向け往航(北米東航)のコンテナ輸送量(速報値、以下同)は前年同月比3%増の185・8万TEUと、4カ月ぶり…
自動車船、中国発の荷動き増加。韓国・現代、大型輸送契約
自動車船オペレーター(運航会社)が中国発の荷動きの取り込みを図っている。中国は電気自動車(EV)の生産・輸出拠点として存在感を高めており、欧米向けの新たな物流も生まれている。韓国・現代自動車グループ…
豊通など、LA港で水素燃料 実証。地産地消、荷役機器に利用
豊田通商と米国法人豊田通商アメリカ(TAI)は21日、米ロサンゼルス(LA)港で、港湾荷役機器とドレージ(コンテナ陸送)トラックの動力源の水素燃料電池化(FC化)と、港湾に特化した地産地消型クリーン…
【2050ゼロエミへ変わるエンジンメーカー】(4)ジャパンエンジンコーポレーション社長・川島健氏、水素とアンモニアに照準
――ゼロエミッションに向けた新燃料についての考え方を聞きたい。「船舶に関するGHG(温室効果ガス)削減技術として、バッテリー、太陽光発電、燃料電池、船上CO2(二酸化炭素)回収、風力推進、空気…
ABS、新燃料船AIP相次ぐ。アンモニア・メタノール対象
新燃料船の設計に関連した米船級協会ABSのAIP(基本承認)発給が相次いでいる。対象となる燃料はアンモニア、メタノール。規制強化が前倒し機運となり、海事業界はゼロエミッションに向けた対応を急ぐ。…
独ショーラー、21隻リースバック。1.42億ドル、中国CDBと
中国の国家開発銀行リース子会社CDBファイナンシャルリーシングは21日、独海運大手ショーラー・グループとの間で、フィーダーコンテナ船17隻とタンカー4隻のファイナンスリース取引に合意したと発表した。…
コスタマーレ、メガコン8隻発注。中小型BC7隻中古買船
米ニューヨーク市場に上場する船主大手のコスタマーレはこのほど、1万TEU超級のメガコンテナ船8隻の新造発注と中小型バルカー7隻の中古買船を決めた。新造整備では、1万3000TEU型船2隻の建造…
商船三井、自営商船大1期生を歓迎。オンライン式典、職員候補生に
商船三井は21日、フィリピンのパートナーであるマグサイサイ・マリタイム・コーポレーション(MMC)と共同運営する商船大学「エムオーエル・マグサイサイ・マリタイム・アカデミー」(MMMA)の第1期生1…
【Newsクリップ】ベンライン日本・宮崎社長、カナダからオンライン経営。北米開拓と兼務
船舶代理店大手ベンライン・エージェンシーズ日本法人の宮崎博正社長=写真=が2月からカナダ西岸バンクーバーに赴任する。ベンライン・グループのカナダ・米国での代理店事業強化に取り組みながら、日本法人トッ…
21年度補正予算 成立、LNG燃料タンク内製化。CNP形成推進も
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策を柱とする2021年度補正予算が20日午後の参院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。国土交通関係予算は2兆911億円。海事・港湾分野では、L…
【新型コロナ】国まとめ、11月旅客船影響調査。「19年比運送収入3割減」26%に
国土交通省は、11月末時点の新型コロナウイルス感染症の内航旅客船など関係業界への影響調査結果をまとめた。11月に観光船以外の旅客船(回答39者)で、「運送収入がコロナ禍前の2019年同月と比べ3割以…
BW・LPG、VLGC6隻売船。4隻は印現法に
シンガポールのLPG(液化石油ガス)船大手BW・LPGは8日、VLGC(大型LPG船)6隻を売却すると発表した。6隻のうちの4隻は同社グループのインド現地法人BW・LPGインディアに売船する。…
仏GTT、タンク設計8隻分受注。サムスン・大宇から
LNG(液化天然ガス)タンクライセンサーの仏GTTは今月に入り、大型LNG船のタンク設計業務を韓国の大宇造船海洋から6隻分と、サムスン重工業から2隻分の計8隻分受注した。船型はいずれも17万4…
【21年重大ニュース】日本海事協会、ゼロエミ追求へ 包括的サービス
日本海事協会(NK)は21日、2021年重大ニュースを以下の通り発表した。▼新型コロナウイルス感染症の影響が世界的に継続する中、船舶運航が滞りなく行われるよう、迅速かつ確実な検査・審査サービス…
【21年10大ニュース】石油連盟、CNに向けたビジョン策定
石油連盟はこのほど、2021年10大ニュースをまとめた。今年は石油業界のカーボンニュートラル(CN)に向けたビジョン(目指す姿)の策定や、VLCC(大型原油タンカー)市況への影響も大きい産油国(OP…
コンテナ運賃、北米西岸7419ドル 最高値更新。北米東岸も前週比300ドル超上昇
アジア発北米向けコンテナ運賃の上昇が続いている。上海航運交易所(SSE)がまとめた17日付の上海発北米西岸向けスポット運賃は、40フィートコンテナ当たり7419ドルとなり、前週に比べて約100ドル上…
欧州西航10月、4カ月ぶりプラスに。中国けん引、東南ア減少
日本海事センターがCTS統計を基にまとめた、10月のアジア16カ国・地域発欧州53カ国・地域向け(欧州西航)コンテナ輸送量は、前年同月比9・2%増の149万4519TEUで、4カ月ぶりに増勢となった…
【港湾セミナー】「いばらきの港」オンラインで、コロナ後見据え官民で取り組み。「荷主連合」契機に新航路
茨城県は21日、茨城、鹿島の両港を紹介する「いばらきの港」セミナーをオンラインで開いた。新型コロナウイルス禍が影響し、茨城港の貨物取扱量の伸びは今年に入って鈍化している。そうした中で、両港ではクボタ…
日中コンテナ、10月往航17%減の84万トン。古紙類減少、6カ月連続減
日本海事センターが貿易統計を基にまとめた10月の日中間コンテナ荷動きは、日本発中国向け往航が前年同月比17%減の84万1000トンとなり、6カ月連続の前年同月割れとなった。中国での再生資源に対する輸…
LA・LB港、滞留コンテナ課徴金、導入延期6度目
米国西岸ロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)両港の港湾局は20日、滞留コンテナに対する課徴金の徴収開始を27日まで延期すると発表した。課徴金の徴収停止を延期するのはこれで6度目。課徴金制度の導…