Marindows、「デジタルで革命」。石井取締役が抱負。2億円資金調達
世界初となる海洋OS(基本ソフト)の開発と普及を目指すスタートアップ「Marindows」は8日、シードラウンド(創業前または創業後間もない時期)として総額2億円の資金調達を実施したと発表した。今回…
欧州航路、5カ月で389回抜港。北欧州諸港、混雑が影響
アジア―北欧州航路では過去5カ月間、3大アライアンスのコンテナサービスが北欧州諸港で抜港した回数は実に389回にも上る。仏調査会社アルファライナーがまとめた。港湾混雑を回避するための抜港だが、389…
川崎汽船、NKのAIP取得。アンモニア燃料自動車船、新来島と共同設計
川崎汽船は8日、新来島どっくと共同開発したアンモニア燃料自動車船の設計が、日本海事協会(NK)の基本承認(AIP)を取得したと発表した。川崎汽船などはアンモニア燃料の課題である毒性を踏まえ、潜在的な…
22年WS基準運賃、中東―日本22.62ドル。21年比9%高
海運関係者によると、2022年1月から適用されるタンカーの基準運賃「WS(ワールドスケール)フラットレート」が決定した。VLCC(大型原油タンカー)の中東(ラスタヌラ)―日本(千葉)の基準運賃はトン…
【商社に聞く 船舶事業の新潮流】(1)住商マリン社長・東井直彦氏。トレード事業を強化
新型コロナウイルス感染拡大を機に、海事産業を取り巻く環境は大きく変化した。脱炭素化の潮流も一段と強まっている。商社の船舶関連部門に新時代を見据えた舵取りを聞いた。初回は住商マリンの東井直彦社長。…
ニオビス・シッピング、BC2隻発注 表面化。大島造・NACKSに
ギリシャ船主ニオビス・シッピングが大島造船所、川崎重工業の中国合弁造船所NACKS(南通中遠海運川崎船舶工程)の2社に、ウルトラマックスバルカーを1隻ずつ発注していたことが表面化した。ニオビスがこの…
郵船・川汽、気候変動対応で最高評価。英CDPが認定
日本郵船と川崎汽船は8日、国際的な環境非営利団体CDP(英ロンドン)から、気候変動対応の先進企業として最高評価「気候変動Aリスト」を受けたとそれぞれ発表した。世界の海運会社の中でAリストに選定された…
フリートマネジメント、日本拠点を開設。船舶管理大手、代表に秋澤氏
香港の船舶管理大手フリートマネジメントはこのほど、東京都港区に駐在員事務所を開設した。日本代表には、海事産業で豊富な経験を有する秋澤邦英バイスプレジデント(ビジネスデベロップメント担当)が就任。日本…
現代重工G、1―10月船舶関連受注高。189億ドルで4倍に拡大
韓国造船最大手の現代重工業グループ(現代重工、現代三湖重工業、現代尾浦造船)の1―10月の船舶関連受注高は189億ドル(約2兆1357億円)で、前年同期の3・6倍に拡大した。10月単月では、LNG(…
国交省、環境行動計画 年内公表へ。ゼロエミ船開発推進
国土交通省は7日、社会資本整備、交通政策両審議会(共に国交相の諮問機関)にそれぞれ設置した環境部会の合同会議を開き、脱炭素化を進める新たな環境行動計画案を取りまとめた。海事・港湾関連では2050年カ…
【竣工】JMU有明、181型ケープサイズバルカー「STAR SHIBUMI」
■JMU有明 181型ケープサイズバルカー「STAR SHIBUMI」 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は11月30日、有明事業所(熊本県長洲町)で建造していた次世代省エネ型ケープサイズバル…
【進水】内海造船瀬戸田、旅客船兼自動車航送船「れいめい丸」
■内海造船瀬戸田 旅客船兼自動車航送船「れいめい丸」 内海造船は4日、瀬戸田工場(広島県尾道市)で建造中の鉄道建設・運輸施設整備支援機構と宇和島運輸向け2710総トン型旅客船兼自動車航送船「れ…
エネ庁、アンモニア供給網構築。官民協働TFを設置
資源エネルギー庁は、アンモニアの安定供給網の構築を目指し、官民協働のタスクフォース(TF)を設置する。燃料アンモニアのサプライチェーン(供給網)を構築する上で、課題となる今後の市場の在り方などについ…
【Newsクリップ】JERA、豪バロッサ権益12.5%取得。LNG年42.5万トン調達
国内発電最大手JERAは8日、子会社JERAオーストラリアを通じて豪バロッサガス田の権益12.5%を取得すると発表した。同ガス田が生産開始する2025年ごろ以降、JERAは権益相当分のLNG(液化天…
鉄道・運輸機構、共有船の使用料金利。固定型の一部期間で引き下げ
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、河内隆理事長)は1日付で、船舶共有建造制度の共有船の使用料金利(年率)を改定した。固定型では9年超10年以内、11年超12年以内を含む5つの共有期間で…
ノルデン、航海CO2排出リポート提供。全顧客に
デンマーク不定期船大手ノルデンは7日、全ての顧客に航海ごとのCO2(二酸化炭素)排出リポートの提供を開始すると発表した。航海前の予測値と航海後の実績をそれぞれ提供する。航海前の予測は、5800…
三井倉庫HD・古賀社長、ESG・DX・協創加速。次期中計視野、「物流業界の二極化進む」
三井倉庫ホールディングス(HD)の古賀博文社長らは8日、東京都内の本社で会見し、同社の最近の取り組みを説明した。同社は2023年3月期から始まる次期中期経営計画を見据え、ESG(環境・社会・企業統治…
井本商運、日本海フィーダー初寄港。敦賀港・境港、阪神国際港湾トライアル事業
【関西】井本商運は8日、阪神国際港湾会社が実施する「国際フィーダー航路拡充トライアル事業」の選定を受けて同社コンテナ船が日本海内航フィーダー航路船として、7、8各日に敦賀港、境港にそれぞれ入港し、外…
ニチレイロジ、海外事業 初の400億円へ。梅澤社長、柔軟にコロナ対応
ニチレイロジグループ本社は海外事業を順調に拡大している。上期(2021年4―9月期)は、新型コロナウイルス感染症の規制緩和に伴う消費回復で、欧州での保管業務や小売店向け輸配送業務などが好調に推移。低…
内航海運、暫定事業終了も船腹過剰を回避。森氏講演、コロナ影響 貨客で違い
【関西】大阪港振興協会と大阪港埠頭会社は7日、「内航海運・フェリー業界の現状と課題2021年度版」の発行を記念し、同冊子を監修した流通科学大学名誉教授の森隆行氏の講演会を大阪市内で開いた。森氏は内航…