商船三井、メタノール船事業強化。舶用燃料の可能性も追求
商船三井はメタノール船事業の強化を図る。化学品などの原料となるメタノールは、脱炭素化の潮流を背景に中国向けの海上荷動きが増える可能性がある。また、カーボンリサイクル技術などを活用して製造された再生可…
【政投銀×三井住友信託 トランジション座談会】政投銀「脱炭素への移行 金融から支援」、三井住友信託「地銀と協力、大型融資に成功」
〈座談会の出席者〉■日本政策投資銀行企業金融第4部 課長・山口祐一郎氏 調査役・斉藤祐也氏サステナブルソリューション部 課長・八矢舞子氏 副調査役・朝日春佳氏■三井住…
川崎汽船、バンコクに第3低温倉庫。ロジ強化、一般倉庫も新設
川崎汽船は17日、タイのグループ会社バンコクコールドストレージサービス(BCS)がバンコク近郊バンナー地区に、冷凍冷蔵倉庫を新設すると発表した。BCSにとっては第3の低温倉庫となる。また、同じくタイ…
【市況2021】VLGC、米―日本4.5万ドル。パナマ運河で滞船
VLGC(大型LPG〈液化石油ガス〉船)市況が上昇している。海運関係者によると、米国に向かう船舶を中心にパナマ運河で滞船が発生、待機日数が長期化しているほか、主要揚げ地の中国でも水際対策による滞船が…
バルチラ、2スト主機新システム開発。次世代燃料転換が可能、低コストで導入
欧州舶用メーカーのバルチラは16日、次世代燃料への転換が可能な2ストローク主機関と周辺システムを発表した。環境規制に対応した舶用燃料として普及が進むLNG(液化天然ガス)燃料の導入から始め、低コスト…
【市況2021】LNG船、タービン船も15万ドルに上昇。需給逼迫に拍車
LNG(液化天然ガス)船の用船市場で、新鋭船だけでなく、旧式船のスポット市況も騰勢を強めている。英クラークソンによると、先週末12日時点の14万5000立方メートル型スチームタービン船のスポット市況…
ジャパンP&I、外内航とも10%引き上げ、22保険年度料率
日本船主責任相互保険組合(ジャパンP&Iクラブ)は17日、第608回理事会を開き、2022保険年度の外航船保険の保険料率について、10%の引き上げ(GI)を実施することなどを決議した。23保険年度か…
NK、マリンネットの監視サービスに認証
日本海事協会(NK)は17日、イノベーションエンドースメントの製品・ソリューション向け認証を、マリンネットが開発した船舶向けセキュリティー監視サービス「MN―Station」に付与したと発表した。…
国交省、漂流軽石WG。回収方法の事例集を了承
国土交通省は16日、省内で「漂流軽石回収技術検討ワーキンググループ(WG)」の第2回会合を開き、ポンプや重機などを使った回収方法を盛り込んだ事例集を了承した。さらに、軽石回収により効果的な技術やアイ…
海事振興連盟、衛藤会長を再任
超党派議連の海事振興連盟は16日、東京都内で総会を開き、衛藤征士郎会長(衆院議員)=写真=の再任を決めた。総会では、2022年度海事税制に関する決議も行った。海事産業を巡る課題全般については、海事産…
日立物流、アジア事業 売り上げ倍増へ。インドの3PL急拡大。低温物流など開拓
日立物流は、アジア事業の売り上げ倍増を目指す。2020年度のアジア地域(中国除く)の売上高は390億円だったが、将来的には1000億円規模を目標とする。同地域での3PL(物流一括受託)拡大に向け、特…
10月の貿易統計、輸出の増勢鈍化。自動車の減少続く。半導体関連は活発
財務省が17日発表した貿易統計(速報)によると、10月の輸出総額は前年同月比9%増の7兆1840億円と前月までに比べて伸び率が鈍化した。鉄鋼や半導体等製造装置の輸出が増加したが、自動車の落ち込みが響…
韓国関税庁、輸出海上運賃を毎月公表。来年には輸入・航空に拡大も
韓国の関税庁は15日、韓国発主要貿易国・地域向けの輸出海上コンテナ運賃統計の公表を開始すると発表した。統計では、韓国企業が輸出申告した運賃情報を活用。中国・上海航運交易所(SSE)がまとめた上海輸出…
阪神国際港湾会社など、大阪港の食品輸出促す。EXPOに出展
【関西】阪神国際港湾会社は17日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開幕した「第5回“日本の食品”輸出EXPO」に大阪港湾局や大阪港埠頭会社と共に出展し、大阪港を活用した食品輸出をアピールした。同港…
ケリーロジ、チャーター輸送網拡大。マレーシア貨物航空会社と提携拡充
香港国際物流大手ケリーロジスティクスはこのほど、マレーシアの貨物航空会社マイ・ジェット・エクスプレス・エアラインズとの提携を拡大すると発表した。マカオをハブとするチャーター輸送を拡充する。クアラルン…
【外貿コンテナ】名古屋港、10月3%増。NUCT輸入好調
【中部】名古屋港管理組合統計センターがまとめた名古屋港の10月の外貿コンテナ取扱個数(概数)は、輸出入合計・空コンテナ込みで前年同月比3%増の22万2652TEUだった。輸出は0・4%増の11万…
【外貿コンテナ】清水港、10月4%増。実入り7カ月ぶり減
【中部】静岡県清水港管理局のまとめによると、10月の清水港の外貿コンテナ取扱個数(速報値、実入り・空コンテナ合計)は前年同月比4%増の3万8796TEUだった。輸出は7%増の2万561TEU、輸入は…
港湾労使、年末年始荷役で19日に政策委
今年度の年末年始荷役(12月31日、1月2―4日)の実施が不透明となる中、港湾労使は19日労使政策委員会を開催する。年末年始荷役を巡っては、全国港湾労働組合連合会(全国港湾)が労使間で懸案とな…
DSV、世界20カ所に自動化施設。汎用型、中小のEC展開支援
DSVは11日、汎用(はんよう)型の大規模自動化物流施設「DSVフルフィルメント・ファクトリー」を欧州、北米、アジア太平洋地域の計20カ所に新設すると発表した。数百万ユーロを投じ、今後数年以内に全て…