出光G、原油輸送で脱炭素 加速。日本―中東、CO2排出 1万トン相殺
出光興産が原油の海上輸送でカーボンクレジット(排出枠)の活用に踏み出した。同社は12日、100%出資子会社出光タンカーの30万重量トン級VLCC(大型原油タンカー)「日章丸」による日本―中東(往復)…
鉄道・運輸機構、ユーグレナ、バイオディーゼル燃料使用、高速クルーザーで試験航行
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、河内隆理事長)とバイオベンチャーのユーグレナ(出雲充社長)などは広島・宇品港(広島市)で12日、観光型高速クルーザーにユーグレナの次世代バイオディーゼ…
データマイン、北米東航10月3%増。家具減速、玩具類増勢
米調査会社デカルト・データマインが米国税関統計を基にまとめた10月のアジア10カ国・地域発北米向け(北米東航)コンテナ荷動きは、前年同月比2・8%増の182万4724TEUとなり、10月単月で過去最…
【インタビュー 5Gが変える港湾運営】ノキアソリューションズ&ネットワークス・執行役員エンタープライズビジネス統括・ドニー・ヤンセンス氏。環境改善・効率化を支援
コンテナ船の大型化などにより、陸上との結節点となる港湾への負荷は年々増大しており、生産性の向上は各港にとって喫緊の課題となっている。世界の主要コンテナ港は、自動化技術の採用により、この課題を乗り越え…
ハフニア、株式交換でCTI買収。32隻取得し支配船133隻に
シンガポール船社ハフニアは11日、株式交換方式で米国の投資ファンドからケミカル・タンカーズ(CTI)を買収すると発表した。CTIのプロダクト・ケミカル船32隻が加わることで、ハフニアの支配船隊(自社…
【新型コロナ】内航総連・栗林会長、船員ワクチン接種「順調」。円滑な運航継続へ
日本内航海運組合総連合会の栗林宏吉会長=写真=は11日の理事会後の記者会見で、内航船員への新型コロナウイルスのワクチン接種について「多くの自治体からの協力もあり、順調に接種が進んでいる」との見解を示…
名村造船所4―9月期、営業損失64億円。コスト削減も鋼材高響く
名村造船所が12日発表した2021年4―9月期連結決算は、営業損失が64億円と、赤字幅が前年同期の38億円から拡大した。グループを挙げたコスト削減、連結子会社の佐世保重工業の構造改革効果などがあった…
【Newsクリップ】三井住友F&L、グロークに出資参画。自動運航技術の販売金融を提供
三井住友ファイナンス&リース(三井住友F&L)は12日、船舶の自動運航関連技術を開発・販売するフィンランドのスタートアップ企業グロークテクノロジーズに出資すると発表した。出資を機に、グローク製品の販…
マースク、世界初 燃料電池タグ。24年導入、グリーンメタノール
デンマークの海運大手APモラー・マースクは9日、グリーンメタノールを燃料に使用する世界初の燃料電池タグボートの設計について、カナダの船舶設計会社ロバート・アランと合意したと発表した。マースクは再生可…
FMG、22年にアンモニア燃料船。オフショア船を改造
鉄鉱石サプライヤーの豪フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)は11日、2022年中にグリーンアンモニア燃料を使用するゼロエミッション船の運航を始めると発表した。FMGは同国のMMAオフ…
【国内船主の今】(289)超大手の「ギリシャ化」、用船・融資なし 頭金3割で発注
「一部の大手国内船主がこれまでの伝統的なビジネスモデルから脱皮し、ギリシャ船主の動き方に近づきつつある」 8日午後、都内某所の会議室。商社マンが飛沫(ひまつ)防止用のパーテーション越しに静かに指…
日本通運、通期見通し上方修正。海外・国際事業がけん引
日本通運は12日、2021年4―9月期業績と21年12月期通期業績見通しの修正を発表した。通期業績については、10月以降の海運・航空フォワーディング(FW)の取扱量が想定以上に伸長していることや国内…
東京港、オリパラ対策を総括。船舶・鉄道へのシフト、2万本超が利用
東京都港湾局は12日、東京五輪・パラリンピック期間中の円滑な物流確保に向けた各種施策の実施結果を公表した。7―9月に実施したトラックから船舶・鉄道へのモーダルシフトを促す転換支援では、2万233本の…
韓国、尿素水不足。物流影響を懸念。釜山港は問題なし
韓国でディーゼル車の運行に必要な尿素水の需給が逼迫(ひっぱく)する中、物流などへの影響が懸念されている。韓国が尿素輸入で依存する中国の輸出制限によるもので、外電によると韓国政府は海外からの緊急調達を…
セイノーロジックス、イエーテボリ向け危険品混載再開。北欧22地点をカバー
セイノーロジックスは、スウェーデン・イエーテボリ向けに展開するダイレクト混載で今月末から危険品混載サービスを再開する。同社は欧州向けに週16便のダイレクト混載便を提供。イエーテボリ向けのダイレクト混…
那覇港、輸送効率化支援事業 公募。輸送シフト促進
那覇港管理組合は今年度の那覇港輸送効率化試行支援事業の参加者を公募している。国際コンテナ貨物を利用する荷主などを対象に、国際コンテナ貨物の効率的な輸送パターンへのシフトを支援することで、同港の国際コ…
HMM 1―9月期、営業益11倍4.7兆ウォン。純利益2兆ウォンで黒転
韓国船社HMMの2021年第3四半期累計(1―9月)業績は、営業利益が前年同期比11倍の4兆6789億ウォン(約4537億円)だった。売上高は2・1倍の9兆3511億ウォン、当期純損益は前年同期の1…
【4―9月期】上組、経常益29%増。国内外で取り扱い数量回復
◇上組 経常利益は前年同期比29%増の154億円。国内外で貨物取扱数量が回復したことが奏功した。売上高は12%増の1289億円、営業利益は29%増の143億円。純利益は33%増の109億円だった。…