ONE4―6月期、税引き後利益2800億円。運賃上昇、四半期過去最高
邦船3社のコンテナ船事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)の2021年4―6月期決算は、税引き後利益が前年同期比約15倍の25億5900万ドル(約2800億円)となった。四半期の利…
商船三井、経常益 最高3500億円。通期見通し、配当3.7倍550円に
商船三井は7月30日、2022年3月期の通期連結経常利益が前期比2・6倍の3500億円と、過去最高を更新する見通しを発表した。6月下旬公表の従来予想比59%増の上方修正となる。持ち分法適用対象のコン…
韓進フィリピン造船所、年内に運営再開へ。北米企業傘下で
経営破綻した韓国・韓進重工業のフィリピン子会社、スービック造船所(HHIC―Phil)を巡る買収交渉がほぼ決着し、北米企業の傘下で年内にも運営を再開する見通しとなったようだ。現地紙が報じた。同造船所…
川崎近海汽船、通期経常益8.5億円。上方修正、市況回復で
川崎近海汽船は7月30日、2022年3月期通期の経常利益が前期比4・5倍の8億5000万円になりそうだと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響は一定程度続くが、近海市況の回復で運賃や貸船料が増加す…
【新トップの舵取り】イースタン・カーライナー社長・長手繁氏、利益急回復 今期10億円
自動車船、在来・多目的船を運航するイースタン・カーライナー(ECL、本社・東京都)の新社長に6月29日、長手繁氏が就任した。18年ぶりのトップ交代で経営のバトンを継いだ長手社長に足元の事業環境と…
【お知らせ】別冊「日本コンテナ航路一覧」を発行
本紙は本日付で別冊「日本コンテナ航路一覧」を発行しました。大手定航船社のインタビューと国内全てのコンテナ港の2020年外貿コンテナ取扱量、国際定期コンテナ航路表を一括掲載。定期購読者には郵送でお届け…
【MariTech 海事未来図】ナブテスコ、ギリシャAI企業に出資。自社CVC、船舶運航 DX加速
【関西】ナブテスコは7月29日、自社のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)「ナブテスコ・テクノロジー・ベンチャーズ」が、AI(人工知能)技術による船舶性能最適化システムを開発したギリシャの…
Pベイスン、13年ぶり最高益。1―6月期、中古買船も継続
香港のドライバルク船大手パシフィック・ベイスンが7月29日発表した2021年1―6月期決算は、用船市況が高水準で推移したことを受け、純損益が1億6010万ドル(約175億円)の黒字に転換した。1―6…
NSU海運、経常黒字41億円に。4―6月期。ドライ市況好調で
NSユナイテッド海運が7月30日発表した2021年4―6月期連結業決算は、経常損益が41億円の黒字に転換した。前年同期は2億5400万円の赤字だった。新型コロナウイルスのワクチン接種進展による経済活…
住重、4―6月期 2隻受注。新造船の受注残 8隻に
住友重機械工業が7月30日発表した2021年4―6月期連結決算は、船舶部門を含む「エネルギー&ライフライン」部門の営業利益が前年同期比4倍の36億円となった。新造船の受注実績は未公表だが、期間中にア…
センコーグループHD、濃硫酸船「祥硫」就航。傘下の海運2社で
センコーグループホールディングス(HD)は7月30日、グループ会社で内航・外航海運事業を手掛ける日本マリンとセンコー汽船が濃硫酸船「祥硫(しょうりゅう)」(約192総トン)を8月1日から就航させると…
赤阪鉄工所4―6月期、経常黒字に転換。営業外収益 増加
赤阪鉄工所が7月30日発表した2021年4―6月期単独決算は、経常損益が3300万円の黒字に転換した。前年同期は400万円の赤字だった。コロナ禍を受けた営業活動の制限などで受注量が大幅に減少し減収と…
明治海運4―6月期、経常益4.6億円。外航の増益が寄与
明治海運が7月30日発表した2021年4―6月期連結決算は、経常利益が前年同期比22%増の4億5700万円となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響でホテル関連事業は苦戦したが、主力の外航海運業の増…
国土交通省、人事異動
国土交通省 (8月1日)大臣官房付・即日辞職(関東地方整備局副局長)滝澤秀樹▽関東地方整備局副局長(内閣府大臣官房政策評価広報課長)笹川敬▽辞職(大臣官房危機管理・運輸安全政策審議官)馬場崎靖▽…
【国内船主の今】(276)LNG焚き 船主選別化へ。欧州船主の一部、重油エコ船投資
「国内船主は今、一つの岐路に立っている。海運全体が低炭素燃料への転換という課題に直面する中、このまま従来の重油焚(だ)き(の船舶)に投資し続けていいのか。これから船主の優劣が鮮明になるだろう」 …
日新、デジタルFW開始。オンライン見積もりから、新規顧客層開拓へ、 13カ国・23都市対象
日新は7月30日、オンラインで見積もり、発注、作業進捗(しんちょく)を一元管理できるデジタルフォワーディング(FW)サービス「Forward ONE(フォワード・ワン)」を開設すると発表した。まずは…
三井住友銀行、貿易PFマルコポーロ活用。日本初、売掛債権流動化で
三井住友銀行は7月29日、貿易取引プラットフォーム(PF)「マルコポーロ」を通じて、日本企業初となるクロスボーダー(越境)貿易売掛債権流動化取引を実施し、国内での取り扱いを開始したと発表した。三井住…
大阪・夢洲地区、物流対策など説明。バスで万博予定地視察
【関西】大阪港の主要コンテナターミナルとなる夢洲コンテナターミナル(DICT)が入り、2025年に大阪・関西万博が開かれる夢洲地区の視察ツアーが7月29日あった。2025年日本国際博覧会協会から概要…
大阪港、上期コンテナ2%増。輸入回復 輸出も実入り堅調
【関西】大阪港湾局がこのほどまとめた1―6月累計のコンテナ取扱個数(最速報値、空コンテナ含む)は、輸出入合計で前年同期比2%増の102万9696TEUだった。輸入コンテナが順調に回復、輸出も実入りが…
「Ever Given」、ロッテルダム港に到着。予定より約4カ月遅れ
3月下旬のスエズ運河座礁事故で現地に勾留され、7月上旬に解放されて運航を再開したコンテナ船「Ever Given」が現地時間7月29日、午前5時15分にオランダ・ロッテルダム港に到着した。Ev…