【安全特集】NSユナイテッド海運、航海監査導入。異常の早期発見へ
NSユナイテッド海運は4月から船舶の安全確保・維持のために船長による航海監査を導入した。新任船長が乗り組んでから1カ月以内に、本船の航海計器の確認や船員のアセスメント(評価・査定)などを行い、陸上と…
【安全特集】飯野海運、船員の心のケアを強化
飯野海運は安全運航管理の高度化に向けて、船員のメンタルヘルスに関する取り組みを強化している。船員の心身の健康を促進する担当者を配置し、不安や悩みを取り除き、業務に専念できる環境づくりを進める考えだ。…
【安全特集】船舶管理 高度化へ。安全運航の根幹担う
船舶管理会社は船員配乗やメンテナンスという安全運航の根幹を担う。コロナ禍での船員交代の難航や、船舶のデジタルトランスフォーメーション(DX)など船舶管理各社が直面する課題と安全高度化の可能性を取材し…
【安全特集】ベルンハルト・シュルテ・シップマネジメント。デジタルと規模の力発揮
独船舶管理大手ベルンハルト・シュルテ・シップマネジメント(BSM)は135年以上の歴史を誇る独船主シュルテ・グループの一員として、約600隻に管理サービスを提供している。イアン・ビバリッジCEO(最…
【安全特集】ワールドマリン、船員育成プログラム見直しへ
独立系船舶管理会社のワールドマリンは昨年からの新型コロナウイルスの感染拡大で対面での船員研修が困難となる中、オンラインによるウェブトレーニングや乗船前ブリーフィングといった新たな手法の可能性を模索し…
【安全特集】ウィルヘルムセン・シップマネジメント、即戦力の船員訓練に注力
責任を担う船舶管理会社として、船内の安全性を最優先させる環境の導入は、ウィルヘルムセン・シップマネジメントのオペレーションの中核をなすものだ。同社では、これを推進するためにいくつかの施策を実施してい…
【安全特集】コロンビア・シップマネジメント 排ガス報告制度への対応を支援
欧州の船舶管理大手コロンビア・シップマネジメント(CSM、本社・キプロス)は380隻以上の船舶管理を手掛けている。日本市場でも30年近くの実績がある。CSMグループのビジネス開発担当ディレクターで、…
【安全特集】日本気象協会、アイディア。船陸間コミュニケーションの実現で経済・安全運航を実現。海事産業向けDXで内航海運産業に革命
気象コンサルティングで船舶向けの気象海象予測情報や最適航路計画支援サービスなどを手掛ける日本気象協会(本社・東京都豊島区)と、船舶のデジタル化による業務効率や安全航行を支援するアイディア(同・東京都…
【安全特集】UK P&I、安全運航とステークホルダー
【全ての企業に社会的責任】 海難が発生すると、責任の所在を問われることになるが、その対象は当該船舶のステークホルダーとなる。その責任とは、法的責任または社会的責任であり(またはその両方)、…
【安全特集】スティームシップ・ミューチュアル。事故予防関連情報を積極発進
船主責任保険(P&I保険)を手掛けるスティームシップ・ミューチュアル(本社・英ロンドン)は、保険加入メンバーとの対話やクレーム(損害賠償請求)担当者同士の連携を重視したサービスを提供している。…
【安全特集】マーシャルアイランド海事局、船員の乗船期間に柔軟対応
マーシャル諸島船籍の登録・技術的サポート業務を手掛けるIRI(インターナショナル・レジストリーズ・インク、マーシャルアイランド海事局)は新型コロナウイルスの感染が拡大する中、船員の乗船期間について柔…
【安全特集】内航海運での船舶管理会社活用促進へ。内航海運事業者として登録義務化
国内物流の約4割強を担う内航海運。この物流モードを支える事業者の99・7%が中小零細規模と脆弱(ぜいじゃく)な経営基盤の下に成り立つ。内航海運業界では船員の高齢化と船員不足への懸念、環境問題や自動運…
【安全特集】日造協、安全体感教育・徒弟制度を推進。コロナ禍も事業継続で業界支援
日本造船協力事業者団体連合会は、造船所の現場での安全教育に力を入れている。2021年度は、前年度に続き「労働災害バーチャルリアリティー(VR)体験教育」を実施中。前年度は一部で、旧体験教育の設備など…
【安全特集】国交省港湾局、港の安全確保へ。津波・台風来襲時の対策を強化
国土交通省港湾局は大規模自然災害の発生に備えた港の安全対策を強化している。津波対策では昨年設置した「海・船の視点から見た港湾強靭(きょうじん)化検討委員会」が今年3月、津波来襲時に起こり得るリスクの…