マースク、21年12月期EBITDA2.8兆円。22年も前期並み利益に
デンマーク海運大手APモラー・マースクが9日発表した2021年12月期決算は、EBITDA(金利・税引き・償却前利益)が前の期に比べて2・9倍の240億3600万ドル(2兆7600億円)となった。1…
マースク、営業本部長に山崎氏
マースクは10日、日本国内の営業活動を統括する本部長職に山崎圭樹氏=写真=が3月1日付で就任すると発表した。やまざき・けいじゅ 00年エム・シー・トランス・インターナショナル(現三菱商事ロジス…
APMTジャパン、高野氏が営業企画部長に
マースクグループのターミナル部門であるAPMターミナルズ(APMT)ジャパンは10日、営業企画部長職にマースク日本支社の営業本部長である高野賢氏=写真=が就任すると発表した。就任は3月1日付。…
ONE、日―北米西岸で臨時船。「全力で日本の荷主を支援」
邦船3社のコンテナ船事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は2月下旬にも、日本―北米西岸航路に臨時船を投入する。北米西岸の港湾混雑は長期化してサービス遅延が常態化。ONEの日本―北…
ハパックロイド、「BB+」に格上げ。S&P
独船社ハパックロイドは5日、格付け機関スタンダード&プアーズ(S&P)がハパックロイドの格付けを「BB」から「BB+」に引き上げたことに、歓迎の意を表した。今回の格付け引き上げは、ハパックロイドの2…
【インタビュー 日本市場シェア拡大】HMMジャパン社長・崔起佑氏。適切に情報提供、顧客守る
コンテナ船サービスのスケジュール遅延が常態化している。全体の供給量が低下する中、韓国船社HMMは昨年、欧米長距離航路の日本でのシェアを拡大した。HMMジャパンの崔起佑社長は「荷主に適切な情報を提供し…
FESCO、博多に追加寄港。日ロ航路
ロシア船社FESCO(日本総代理店=トランスロシアエージェンシージャパン)は今月から、日本―ロシア極東航路「JTSL」のループ2で、博多に追加寄港する。FESCOはCMA―CGMとの協調配船に…
WSC、船社規制で「混乱解消せず」。米上院の海事法改正案巡り
定期船社団体の世界海運評議会(WSC)は4日、米国の民主党議員などが1日上院に提出した米国海事法改正案について、「海運会社への規制をいくら強めても、今のサプライチェーンの混乱が解消されないことは明ら…
南星海運、省エネ新造船を投入。日中韓航路、博多港に入港
韓国船社の南星海運は、日本と韓国、中国を結ぶサービス「NBP」「NCQ」に新造船「STAR RANGER」(963TEU型)の投入を開始した。同本船は昨年末、日韓航路に新たに投入した「STAR CH…
北米西岸航路、非アライアンス 存在感。シェア4割に拡大
北米西岸航路で、3大アライアンスに属さない船社の存在感が高まっている。欧海事コンサルタント、シーインテリジェンスによると、1年前の2021年初ではアライアンス船社のシェアが84%だったが、その後、新…
21年中古コンテナ船、過去最高 572隻194万TEU。船腹不足で売買急増
2021年に売買された中古コンテナ船は、合計で572隻194万TEUとなった。仏調査会社アルファライナーがまとめた。韓進海運の経営破綻の影響で160万TEU弱だった17年を上回り、過去最高を記録した…
2万TEU型コンテナ船、独沿岸で座礁
海外からの報道によれば、全長400メートルの2万TEU型コンテナ船がドイツ・ブレーマーハーフェン港近郊で2日夜、座礁した。座礁したのはマースクが運航する「Mumbai Maersk」。乗組員は無事で…
CUL、香港証取に上場申請。船隊拡大へ
外電によると、中国船社チャイナユナイテッドラインズ(CUL)が1月31日、香港証券取引所に上場申請した。CULはアジア域内航路を中心にサービスを展開。上場により、新造船発注など船隊規模の拡大や、海外…
隠岐の島沖でコンテナ船故障。タグ曳航し韓国へ
島根県の隠岐の島沖で航行中だったコンテナ船「CSLサンタマリア」(キプロス船籍、乗組員19人)から1日午前3時43分ごろ、機関が故障したと第八管区海上保安本部に通報があった。同船は隠岐の島沖800メ…
【ニュース深読み/定航】ONE、通期利益1兆8000億円に。22年も好業績継続か
デスク 邦船3社のコンテナ船事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)の業績がさらに上振れしたようだね。A 商船三井の発表に併せて開示されたONEの2021年4―12月期業績です…
ハパックロイド、21年通期EBITDA1.5兆円に。運賃大幅上昇で
独船社ハパックロイドが1日発表した2021年12月期業績(速報値)は、EBITDA(金利・税引き・償却前利益)が前年比約4・1倍の128億ドル(約1兆4700億円)、EBIT(金利・税引き前利益)が…
ワンハイラインズ、アジア域内で3月に運賃修復
台湾船社のワンハイラインズは1日、日本発アジア域内航路で運賃修復を行うと発表した。対象となるのは、日本発東南アジア、台湾・香港・中国航路で、ドライコンテナとSOCコンテナに対し、3月から順次適用する…
【インタビュー イスラエル船社の日本展開】ジム・ジャパン社長 加藤寛祥氏、短期運賃も活用し顧客支援
今年6月で設立から77周年を迎えるイスラエル船社のジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ。世界的なコンテナ輸送の混乱の中、ジムとして日本市場でどんな事業展開を進めていくのか。日本法人である…