IATA、21年航空貨物19%増。過去2番目の高水準
IATA(国際航空運送協会)が公表した2021年(1―12月)の航空貨物輸送実績によると、総貨物トンキロ(CTK)は前年比18・7%増加した。伸び率はIATAが統計を開始してから過去2番目に高い水準…
エアバス、「ベルーガ」で他社貨物輸送。23年末までに新会社
エアバスは26日、自社の航空機部材などを輸送する専用輸送機「ベルーガST」を活用し、他社向けの大型貨物輸送サービス「ベルーガ・トランスポート」を開始したと発表した。利用によりヘリコプターや旅客機用エ…
ANA、SAFで出張のCO2削減。4月から運用開始
全日本空輸(ANA)は20日、SAF(環境負荷が低い代替航空燃料)の活用を通じてANA便を利用する企業とCO2(二酸化炭素)排出量削減を図る取り組み 「SAFフライトイニシアチブ」の「コーポレート・…
アトラスエア、中国SFと契約延長。中・米間、貨物機運航で
アトラスエア・ワールドワイド・ホールディングス(AAWW)は20日、傘下の米貨物航空会社アトラスエアが中国の宅配最大手SFエクスプレス(順豊速運)グループ向けでボーイング747―400貨物機を運航す…
【21年貿易概況】成田空港、輸入額が過去最高。羽田、輸出4年ぶり増
東京税関がまとめた2021年(1―12月)の首都圏空港の貿易概況によると、成田空港の輸入額は前年比26%増の16兆741億円で過去最高となった。輸出額は26%増の12兆8215億円で過去2番目の水準…
成田空港、21年総取扱量 過去最多の259万トン。04年以来17年ぶり
東京税関によると、成田空港の2021年の国際航空貨物取扱量は総取扱量が前年比32%増の259万1255トンとなり、04年(231万トン)以来17年ぶり過去最多を更新した。200万トン超えも2年ぶり。…
【航空混載】JAFA集計、21年輸出重量1.5倍。3年ぶり増。「船落ち」継続で
航空貨物運送協会(JAFA)が公表した2021年(1―12月)の日本発輸出航空混載重量は、前年比49%増の116万7321トンとなり、3年ぶりにプラスに転じた。前年に深刻だったコロナ禍からの反動増で…
邦人航空、米国発着便の通常運航再開。5G導入延期で
全日本空輸と日本航空は19日、米国での次世代通信規格「5G」サービス開始を巡り一部欠航となっていた米国路線について、20日から運航を再開すると発表した。5Gサービスの稼働開始が延期されたことに伴い、…
ANAHD、国際定期貨物便 成田発着網は現行維持へ。22年度計画
ANAホールディングス(HD)は18日、2022年度のグループ国際線航空輸送事業計画を発表した。定期貨物便は全日本空輸が運用する11機の貨物専用機(フレーター)を最大限に活用し、成田空港発着の現行ネ…
香港フレイトス、北米の運賃管理会社買収。ウェブカーゴを拡充
国際輸送の電子市場を運営する香港フレイトスグループは17日、北米の大手運賃管理会社7LFreight(7Lフレイト)を買収したと発表した。フレイトスグループのウェブカーゴが運営する、航空貨物のブッキ…
DBシェンカー・LCAG、中独間SAF定期貨物便、レノボが利用 週20トン輸送
DBシェンカーとルフトハンザカーゴ(LCAG)は11日、両社が協業して実施しているSAF(持続可能な航空燃料)による中国・上海―独フランクフルト間の定期貨物便を、新たにパソコン(PC)大手レノボが利…
IATA11月集計、貨物需要の伸び半減。マンパワー不足で
IATA(国際航空運送協会)が公表した2021年11月の航空貨物輸送実績によると、総貨物トンキロ(CTK)は新型コロナウイルス禍前の19年11月比3・7%増だった。伸び率は前月から半減。年末の駆け込…
SEAJ、21年度半導体装置。販売予測を上方修正。SC混乱も投資旺盛
日本半導体製造装置協会(SEAJ)は13日、2021年度の日本製半導体製造装置の販売高が前年度比41%増の3兆3567億円になるとの見通しを発表した。昨年10月時点の見通し(3兆2631億円)から上…
【航空混載】航空FW5社、12月輸出重量12%増。欧米が全社でプラス
航空貨物フォワーダー(FW)主要5社(日本通運、近鉄エクスプレス、郵船ロジスティクス、阪急阪神エクスプレス、西日本鉄道)の2021年12月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比12%増の6万4862…
ANAグループ、産直品空輸で新会社。空き貨物スペース活用。首都圏まで一気通貫
全日本空輸(ANA)グループは11日、産直品を空輸し販売する新会社「日本産直空輸」を設立したと発表した。農産品や魚介類などを飛行機で運搬し、鮮度の高い状態で首都圏などの大消費地に届ける。産地から消費…
【航空混載】西鉄、12月輸出重量4%増。アジア13カ月ぶり減
西日本鉄道国際物流事業本部の2021年12月の日本発航空輸出混載重量は、前年同月比4%増の5249トンと13カ月連続で増加した。アジアが13カ月ぶりにマイナスに転じたが、米州、欧州が伸びてカバーした…
JAFA、SDGsでセミナー。鳥居会長「通関電子化進める」
航空貨物運送協会(JAFA)は12日、東京都内でSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたセミナーを開いた。冒頭あいさつした鳥居伸年会長は、新型コロナウイルス禍による現場での感染防止対策やスペース…
【12月航空混載】日本通運、輸出重量が微増。欧米がアジアの減カバー
日本通運の2021年12月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比微増の2万3658トンと14カ月連続で増加した。米州、欧州が物量をけん引。アジアのマイナスをカバーした。方面別ではTC1(米州)…
【12月航空混載】近鉄エクス、輸出重量28%増。半導体が好調
近鉄エクスプレスの2021年12月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比28%増の1万6479トンと13カ月連続で増加した。半導体関連の荷動きが好調に推移。海上からの航空シフトも物量を押し上げた。…
上海浦東空港、第4期拡張PJが始動。貨物容量を拡大
中国・上海空港当局は6日、浦東国際空港で同空港の新しい貨物エリアの計画を含む「第4期拡張プロジェクト(PJ)」の起工式が4日行われたと発表した。同PJは上海市浦東新区で82の大型プロジェクトか…