佐渡汽船、前期経常赤字17億円。債務超過22億円
佐渡汽船が21日発表した2021年12月連結業績は、経常損益が17億円の赤字と、赤字幅が前の期は27億円から縮小した。新型コロナウイルス感染拡大による影響は継続したが、高速カーフェリー売却による燃料…
12月の長距離フェリー、旅客19年比18%減。前年比は5割増
日本長距離フェリー協会がまとめた加盟会社の輸送実績によると、調査全航路の2021年12月の旅客輸送人員はコロナ禍前の19年同月比18%減の13万9835人だった。新型コロナウイルス感染拡大前を下回る…
内航元請け、鉄鋼回復し前年比増。21年輸送量、コロナ前には戻らず
日本内航海運組合総連合会がまとめた2021年(1―12月)の主要元請けオペレーター(運航船社)60社の輸送実績によると、貨物船(鉄鋼など7品目)輸送量は20年比5%増えた。新型コロナウイルスの影響で…
【解説】環境コスト負担制度を
商船三井グループがLNG(液化天然ガス)燃料フェリーの新造発注を先駆的に進める姿勢は、長距離フェリー会社3社(持ち分法適用会社1社含む)を有するリーディングカンパニーとして、GHG(温室効果ガス)削…
内航元請け、21年12月、貨物船3%減・油送船横ばい。需要回復も荒天影響
日本内航海運組合総連合会がまとめた2021年12月の主要元請けオペレーター(運航船社)60社の輸送実績は、貨物船(鉄鋼、自動車など7品目)が前年同月比3%減、油送船(黒油、白油など6品目)は横ばいだ…
国交省、船員労務管理支援、記録用ツール作成
国土交通省海事局は14日、船舶所有者が船員の労働時間の記録・管理を簡易的に電子化・効率化するためのツールとなる労務管理記録簿のExcelマクロデータを作成したと発表した。船員の日々の労働時間などを記…
コルバス、舶用バッテリー受注拡大。シェア5割、日本初採用船も竣工へ
ノルウェーのコルバス・エナジー(本社・ベルゲン市ネストン)が船舶用バッテリーシステムの受注を伸ばしている。低炭素化・脱炭素化の潮流を追い風に、船主や用船者の環境ニーズを取り込み、受注実績は500件超…
東海汽船、12月期経常益2.3億円。小笠原海運の連結化寄与
東海汽船が15日発表した2021年12月期連結業績は、経常損益が2億3400万円の黒字に転換した。前の期は3億2200万円の赤字。新型コロナウイルス禍で旅客需要は落ち込んだが、政府や東京都からの支援…
海難審判日程、神戸3月分(船名、トン数、事件名、審判官、理事官の順)
1日 漁船菊一丸(0・97)転覆、鈴木、大野 2日 貨物船勝春丸(749)乗り揚げ、門戸、髙木 …
【新型コロナ】内航総連栗林会長、船員感染拡大 懸念。3回目接種 要望へ
日本内航海運組合総連合会の栗林宏𠮷会長=写真=は9日の政策委員会後の会見で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による影響について、「政策委でも船員のコロナ罹患(りかん)の話も出ていた」と感染…
栗林商船4―12月期、経常益5.5億円。輸送需要改善も燃油費増
栗林商船が10日公表した2021年4―12月期連結業績は経常利益が5億5200万円だった。今期から「収益認識に関する会計基準」を適用しており、前年同期比の増益率は未開示だが、単純比較で9%減。主力の…
川崎近海、純利益24億円に上方修正。フェリー1隻売船で
川崎近海汽船は9日、2022年3月期通期連結純利益が24億円となる見通しだと発表した。1月31日公表の従来予想19億円から、さらに5億円上積みした。同社が保有する旅客フェリー1隻を海外の第三者法人に…
井本商運、内航フィーダー 舞鶴港を追加。神戸港―日本海航路、15日から週1便
【関西】阪神国際港湾会社は9日、井本商運が運航する神戸港と敦賀港(福井県)、境港(鳥取県)を結ぶ日本海内航フィーダー航路で、15日から舞鶴港(京都府)に追加寄港すると発表した。すでに神戸―日本海航路…
商船三井など、カーフェリーで無人運航。長時間・長距離で世界初
世界初となる大型カーフェリーでの最長距離、最長時間の無人運航実証実験が6―7日に行われた。苫小牧(北海道)から大洗(茨城県)まで約750キロメートルを約18時間かけて昼夜にわたり航海。自動離着桟や避…
海技振興センター、第7回フォーラム、21日ライブとアーカイブ配信で。船員の働き方改革・アンモニア燃焼研究など講演
海技振興センターは、21日に予定する第7回海技振興フォーラムを、会場開催とユーチューブでのライブ配信によるハイブリッド方式から、ライブ配信とアーカイブ配信だけのウェブ開催に変更する。当日は、船員の働…
燃料油価格抑制制度、フェリー船社「期待感」も。 現時点で効果不透明
政府は1月下旬から、原油価格上昇に関する激変緩和対策事業として燃料油価格抑制制度を開始した。船舶用重油も同制度の対象で、内航フェリー船社関係者から「燃油価格高騰に苦しむ中での価格上昇抑制には期待した…
佐渡汽船、みちのりHD7割出資。再建へ 最大15億円
佐渡島と本州を結ぶ定期航路を運営する佐渡汽船(本社・新潟県佐渡市)は7日、交通・観光事業の支援を手掛ける「みちのりホールディングス」(同・東京都千代田区)を割当先とする最大15億円の増資を決定したと…
佐渡汽船、みちのり傘下入りへ。子会社化、15億円出資を調整
新潟県本土と佐渡島(新潟県佐渡市)を結ぶ航路を運航する佐渡汽船は、交通事業の支援事業を手掛けるみちのりホールディングス(HD)傘下で経営再建を目指す方針であることが4日までに分かった。みちのりHDか…
【新型コロナ】海事・港湾労働者、濃厚接触者 待機5日に。抗原定性検査で陰性 条件
国土交通省は新型コロナウイルス感染症急拡大を受け、海事・港湾労働者らが変異株「オミクロン株」患者の濃厚接触者になった場合の待機期間短縮を海事・港湾関係団体に周知した。海事・港湾労働者らを社会機能の維…