商船三井、台湾洋上風力に25%出資。ファンド、北拓と設立。事業利益100億円へ
商船三井は4日、台湾の洋上風力発電事業「フォルモサ1」の持ち株会社に、東邦ガス(名古屋市)、北陸電力(富山市)と設立する特別目的会社を通じて25%出資すると発表した。出資額は非公表。日本の海運会社が…
【ウクライナ侵攻】日本保有船、ウクライナ出港できず。バルカー5隻、被弾リスク
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの港湾で外航商船数十隻が出港できず、運航停止に追い込まれている。英国の船価鑑定大手ベッセルズ・バリュー(VV)によると、日本船主(海外グループ会社含む)の保有バル…
【変革期の舶用メーカー】(5)伊吹工業代表取締役社長・新宅章弘氏、汽笛・警報 デジタル商機
■創業100周年 ――伊吹工業(大阪市旭区)について教えてほしい。「当社は日本で唯一、小型船舶から大型船舶まで船型を問わず、船舶に搭載されるあらゆる汽笛を製造している。創業は1922年で、今…
【ウクライナ侵攻】国際船員労使、安全・権利保護を強化。黒海航行時 危険手当も
国際船員雇用者合同交渉団(JNG)と国際運輸労連(ITF)の国際船員労使は、緊迫化するウクライナ情勢を受け、黒海北部、アゾフ海(北緯46度以北)とウクライナ全港を危険海域である「ワーライク・オペレー…
国交省、適正運賃収受で協力を。内航荷主に要請、燃料高対策拡充受け
国土交通省は4日、政府の燃料油価格の激変緩和事業の拡充決定を受け、内航海運などの運輸業者が燃料価格の上昇分を適正に運賃に反映できるよう、荷主企業などに理解と協力を呼び掛けると発表した。燃料油価格は、…
VARD、電動ロボ母船6隻受注。海底探査会社向け新船型
イタリアの客船建造大手フィンカンティエリ・グループ傘下のノルウェー造船所VARDは、米国の海底探査会社オーシャン・インフィニティーから、AUV(自律型無人潜水機)やROV(遠隔操作無人探査機)を積載…
南通中集太平洋、LNG燃料供給船受注。シースパン向け最大3隻
中国の南通中集太平洋海洋工程は香港の独立系コンテナ船主シースパンから、7600立方メートル型のLNG(液化天然ガス)燃料供給(バンカリング)船2隻プラス・オプション1隻を受注した。納期、船価は不明。…
日本郵船、新造LNG船竣工。伊エジソン向け
日本郵船は4日、同社の関連会社が発注したLNG(液化天然ガス)船「ELISA AQUILA(エリサ アクイラ)」が、3日に韓国・現代三湖重工業で竣工したと発表した。竣工後はイタリア電力大手エジソン…
ONE、計4770億円を3社に配当
日本郵船、商船三井、川崎汽船は4日、3社の持ち分法適用会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)から余剰金の配当を受領することになったと発表した。ONEから3社への配当金額の合計は41億320…
上野グループ、ケミカル事業再編。4月1日付、成長・拡大へ
上野グループホールディングスは2日、上野グループ内でのケミカル事業を4月1日付で再編すると公表した。4月以降は上野ロジケムを中心にグループの核の一つである同事業の成長、拡大を進め、安全で高品質なサー…
国交省、10日に海事分科会開催
国土交通省海事局は10日、交通政策審議会(国交相の諮問機関)の第40回海事分科会(分科会長・河野真理子早稲田大学法学学術院教授)を開催する。今回は海上運送法に基づく「日本船舶・船員確保計画」の実施状…
日舶工、オンライン開催:舶用工業講義の一環で工場見学
日本舶用工業会は2月24日、2008年度から東京海洋大学海洋工学部で実施している舶用工業講義「舶用工業実務論」の一環で、かもめプロペラの協力の下、工場見学をオンラインで実施した。学生・教員など36人…
日舶工、オンライン開催:神戸女子大で舶用工業説明会
日本舶用工業会は2月25日、神戸女子大学の3年生を対象に、同大で2回目となる「舶用工業説明会」を開催した。前年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止した。今年度は同大の学生向け就職イベント「学…
【国内船主の今】(304)脱ロシア、深まる苦悩。LIBOR廃止、先延ばしの移行
2月25日、ウクライナ南部のユズニー港沖。今治船主大手、日鮮海運グループの日興汽船が保有するポストパナマックスバルカー「Namura Queen(ナムラ・クイーン)」が砲弾を受け損傷した。甲板で火災…
琉球海運、物流センターを拡充。豊見城にも大型施設
博多―沖縄航路でRORO船による週6便のデイリーサービスを提供する琉球海運は、福岡・沖縄で物流拠点の拡充を進めている。昨年6月には博多港アイランドシティ(IC)で新倉庫「RKK博多港総合物流センター…
阪神港、コロナ禍からの復調鮮明。21年コンテナ、神戸・大阪とも増加
【関西】阪神港(神戸港、大阪港)の2021年通年の外貿コンテナ取扱個数は、神戸、大阪ともにコロナ禍からの復調が鮮明となった。神戸市港湾局、大阪港湾局がそれぞれ公表した最速報値(空コンテナ含む)は、輸…
DBシェンカー、海上・航空輸送の脱炭素化、キャリアーと協業強化
DBシェンカーは、海上・航空輸送の脱炭素化に向け、キャリアーとの協業を拡充している。海上輸送ではCMA―CGMと2500トン以上のバイオ燃料を購入し、CMA―CGMを利用する全LCL(混載)サービス…
苫小牧港、21年国際コンテナ6%減の26万TEU。総取扱貨物量、9年連続1億トン超
苫小牧港管理組合は2日、2021年(1―12月)の苫小牧港港勢(速報値)を公表した。国際コンテナ取扱個数(外貿ダイレクト・国際フィーダー合計)は輸移出入合計・空コンテナ込みで前年比6%減の26万10…
【ウクライナ侵攻】JAL 欧州便、羽田―ロンドン線 北回りで運航
日本航空(JAL)は3日、4日の羽田―ロンドン線について、アラスカ上空などを飛行する北回りルートに変更して運航すると発表した。ロシア・ウクライナ情勢を鑑み、ロシア上空を回避した迂回(うかい)ルートに…