GSC、アンモニア燃料BC開発。造船主導プロジェクト本格化。船型8万400重量トン型
脱炭素に向け新燃料に関する取り組みが活発化している。環境規制に対応するカーボンゼロ船開発に向け、国内造船有志などが立ち上げた「次世代環境船舶開発センター(GSC)」は20日、アンモニア燃料パナマック…
【航空混載】JAFA集計、21年輸出重量1.5倍。3年ぶり増。「船落ち」継続で
航空貨物運送協会(JAFA)が公表した2021年(1―12月)の日本発輸出航空混載重量は、前年比49%増の116万7321トンとなり、3年ぶりにプラスに転じた。前年に深刻だったコロナ禍からの反動増で…
スカパーJSAT、ケーブル敷設船 初導入。海洋VSAT新サービス
衛星通信アジア最大手のスカパーJSAT(本社・東京都港区)の新しい船陸間通信VSATサービス(海洋ブロードバンドサービス)が、ケーブル敷設船で導入された。今月スタートした新サービス「JSATMari…
Wニューズ、北極航路 開通せず。昨年の冷夏が影響
ウェザーニューズは20日、同社のグローバルアイスセンターが取りまとめた、2021年の北極海の海氷に関する状況報告を発表した。昨年7月の北極海は冷夏傾向で海氷の融解が進まなかったため、年間最小海氷域面…
大阪港夢洲物流懇、万博対策の進捗など説明。CONPASにも言及
【関西】2025年の大阪・関西万博開催を控え、大阪港夢洲地区の物流対策を議論する「大阪港夢洲地区の物流に関する懇談会」(事務局=国土交通省近畿地方整備局、大阪港湾局、近畿運輸局)の第3回会合が20日…
【市況2022】ケープサイズ、伯鉄道停止で1万ドルへ軟化。再開見通し立たず
鉄鋼原料を輸送する18万重量トン級ケープサイズバルカーのスポット用船市況が軟化している。足元の主要航路平均値は年初より4割超安の日建て1万169ドルと1万ドル台前半を付けた。大雨で運行停止を余儀なく…
ジム、LNG焚き7000TEU型、3隻を新造用船。現代三湖で建造
イスラエル船社のジムは18日、LNG(液化天然ガス)焚(だ)き7000TEU型コンテナ船3隻の新造用船契約を結んだと発表した。船主はジムの筆頭株主で発行済み株式の26%を保有するケノンホールディング…
内航元請け21年11月実績、貨物船4%減 油送船3%減。自動車14%減と振るわず
日本内航海運組合総連合会がまとめた2021年11月の主要元請けオペレーター(運航船社)60社の輸送実績は、貨物船(鉄鋼、自動車など7品目)が前年同月比4%減、油送船(黒油、白油など6品目)が3%減…
丸紅・クラブネス。パナマ型プール成績、21年下期平均3.1万ドル
丸紅とノルウェー船社トルバルト・クラブネスが運営するパナマックスバルカーの共同運航プール事業「マルクラブ」は17日、2021年下期の日建て用船料換算収入が1隻当たり3万1024ドルとなったと発表した…
海事都市ランキング、星港が総合1位。DNV調査
ノルウェー船級協会(DNV)はこのほど、世界の海事主要都市ランキングを発表した。総合ランキング=表=ではシンガポールが第1位で東京は第5位だった。シンガポールについてDNVは「全ての項目で高い評価を…
蘭ダーメン、世界最小型でサービス拡充。バラスト水処理装置、エルマ社と供給契約
オランダ造船大手ダーメン・シップヤーズ・グループは19日、ギリシャのバラスト水処理装置メーカーであるエルマ・ファーストから、世界最小のバラスト水処理システム「oneTANK」の供給を受ける契約を結ん…
21年11月の長距離フェリー、旅客19年比31%減。減少幅が縮小
日本長距離フェリー協会がまとめた加盟会社の輸送実績によると、調査全航路の2021年11月の旅客輸送人員はコロナ禍前の19年同月比31%減の13万721人だった。新型コロナウイルス感染拡大前を大きく…
揚州金陵船舶。CMB向けケミカル船受注。アンモニアレディー2隻
中国・招商局集団傘下の揚州金陵船舶はベルギー海運大手CMBから、アンモニア燃料船に改造可能な2万5000重量トン型ケミカル船2隻を受注した。このほか、国内外の船主からケミカル船2隻と小型LPG(液化…
国交省、LNG燃料タンク内製化へ。補助事業の公募開始
国土交通省は20日から、LNG(液化天然ガス)などのガス燃料船の燃料タンクの内製化を支援する補助事業の公募を開始した。締め切りは2月3日午後5時必着。国交省は環境省との連携事業として、2021…
ABB、過給機に新機能。パフォーマンス可視化
欧州重電大手ABBグループで過給機事業を手掛けるABBターボチャージングは19日、過給機にデジタル分析機能を追加すると発表した。データ通信に接続した船舶の低速2ストローク舶用エンジン向け過給機が対象…
郵船・川崎汽船、CDPアワードAリストで参加
日本郵船と川崎汽船は20日、オンラインで開催されたイベント「CDP2021 Aリスト企業アワード」に気候変動Aリスト認定企業として参加したと発表した。同イベントには、郵船の長澤仁志社長、川崎汽船の明…
豪チェップ、輸出用でパレットリース。循環利用、環境負荷を軽減
パレットリース世界最大手の豪チェップ(CHEP)は、日本発の輸出用パレットリース拡大に取り組む。チェップの日本法人チェップジャパンでは、日本発の輸出貨物でワンウエー(片道)パレット利用が多いと見てお…
21年貿易統計、輸出入とも過去2番目。自動車輸出が増加
財務省の貿易統計(速報)によると、2021年の輸出額は前年比22%増の83兆931億円と新型コロナウイルス禍前の19年を上回った。鉄鋼、自動車などが増加した。輸入額は原粗油、非鉄金属などが増え、24…