LA港、課徴金がコンテナ搬出促す。市港湾局・森本氏、混雑緩和の兆し言及
【関西】大阪港振興協会と大阪港埠頭会社は25日、ロサンゼルス市港湾局アシスタントディレクターの森本政司氏を招き、ロサンゼルス(LA)港の現状を聞く講演会を大阪市内で開いた。活況が続くアジア―北米間の…
LNG船市況、30万ドル台に上昇。パナマ運河混雑、トンマイル増
LNG(液化天然ガス)船のスポット市況が騰勢を強めている。市場関係者によると、新鋭船のスポット用船レートは日建て30万ドル台を付け過去最高値圏で推移している。冬場のエネルギー需要期を迎え、電力会社な…
PIL、10億ドルを繰り上げ返済。債務再編策の義務履行
シンガポール船社PILは26日、今年1―3月期に実施した、債務再編策(スキーム・オブ・アレンジメント)に合意した債権者に対して、繰り上げ返済を実施すると発表した。返済総額は10億ドルで、今年12月3…
神田造船、常石に修繕事業を譲渡。来年4月、資本提携で
神田造船所と常石造船は、神田造船が運営する修繕事業を常石造船に譲渡することで合意した。神田造船が来年4月1日をめどに設立する新会社に修繕事業を承継させ、新会社の全株式を同日付で常石造船に譲渡する株式…
【インタビュー 東京港長期構想】ダイトーコーポレーション社長・松川一裕氏。ユーザー視点で港湾運営を
日本最大のコンテナ貨物取扱量を誇る東京港では、第9次改定港湾計画に向けた長期構想の検討が進められている。先日開かれた都港湾審議会では中間まとめを報告、パブリックコメント(意見公募)を経て、年明けには…
NSY、新型ケープ2隻受注。サモス向け、有明で建造
今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の営業・設計合弁会社、日本シップヤード(NSY)はギリシャ船主サモス・スチームシップから、ケープサイズバルカー2隻を受注した。情報筋によると、新造船燃費…
国交省補正予算、ガス燃料船の普及促進。CNP形成などに335億円
国土交通省は26日、2021年度補正予算案に総額2兆911億円の経済対策を盛り込んだと発表した。海事・港湾関係では、ガス燃料船の安定的な供給体制の整備やカーボンニュートラルポート(CNP)の形成な…
ラング・シップ、LNG焚き多目的船発注。蕪湖造船廠で3隻建造
フィンランド船主ラング・シップは、中国民営の蕪湖造船廠にLNG(液化天然ガス)燃料焚(だ)きの7800重量トン型多目的船3隻を発注したことを明らかにした。1番船が2023年半ばに竣工し、残り2隻も近…
【新型コロナ】シンガポール、ワクチン接種 外国人船員8000人超に
シンガポール海事港湾庁(MPA)はこのほど、同国で外国人船員8000人以上に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を少なくとも1回は実施したと発表した。そのうち90%が完全な接種を終えたという。MP…
風力推進装置でAIP。英企業、DNVから取得。カーギルBCに搭載
英国のBARテクノロジーズ(BARTech)は22日、同社が開発した風力を推進力として使用する硬翼帆「ウインド・ウイングス」がノルウェー船級協会(DNV)から基本承認(AIP)を取得したと発表した。…
青島サンルイ監修、電解式バラスト処理。初の国際基準採択
中国船舶集団(CSSC)傘下の青島サンルイ(青島双瑞海洋環境工程)はこのほど、同社が監修した電解式バラスト水管理システムのリスク評価・低減の基準がISO(国際標準化機構)で採択されたと発表した。電解…
JERA・小野田社長、LNG追加調達柔軟に。欧州向けを日本へ
国内発電最大手JERA(本社・東京都)の小野田聡社長は25日にオンライン記者会見を開き、今冬季の需給対策などを説明した。昨冬は断続的な寒波により電力需要が大幅に増加し、LNG(液化天然ガス)の在庫が…
ダイアナ、ケープ貸船。20―23カ月、1.9万ドル超
ギリシャのバルカー船主ダイアナ・シッピングは23日、ケープサイズ1隻を20―23カ月・日建て1万9700ドルで貸船すると発表した。本契約でダイアナは少なくとも約1194万ドルの用船料収入を見込む。…
【国内船主の今】(291)どう読む? 市況の潮目。コンテナ船堅調、バルカーと競合
「為替が1ドル=115円台の円安局面、中小型バルカーの市況がまだ堅調な中で、なぜ固定のTC(定期用船)に切り替える必要があるのか」 ■オペ、TCに動く 11月中旬、日本船主が最近の商社やブロ…
陸運大手7社、上期2桁の営業増益。荷動き改善、コスト管理奏功
陸運大手7社の上期(4―9月)業績は、全社が増収増益となった。国内の荷動きは緊急事態宣言や半導体不足による自動車生産の停滞で予想を下回ったものの、大きく落ち込んだ前年同期から改善傾向が続いた。業務の…
ドイツポストDHL、水素トラックを試験運用。アップルの貨物配送
ドイツポストDHLは23日、DHLエクスプレスが米アップルと水素を燃料とする燃料電池型長距離トラックの試験運用を始めたと発表した。ベネルクス地域で運行し、アップルの貨物を配送する。試験運用段階でCO…
韓国海洋振興公社、越にコンテナ製造工場。HMMなどと共同で
韓国海洋振興公社(KOBC)は22日、コンテナの海外調達先の多角化を図るため、ベトナム・ハイフォンにコンテナ製造工場を設立すると発表した。HMMなど国内企業3社との業務提携によるもので、年間10万T…
アマゾン、保管・配送能力を強化。年末商戦、需要増加に対応
EC(電子商取引)大手のアマゾンジャパン(本社・東京都目黒区)は25日、年末年始を中心とするホリデーシーズンの顧客需要の増加に対応するため、物流・配送拠点のインフラを強化したと発表した。国内の物流ネ…
香港―珠江、バージ輸送 休止長期化。物流へ影響 懸念
香港と中国・珠江デルタを結ぶバージ輸送が、12月末から2022年2月中旬まで停止することを受け、船社各社は相次いでブッキング休止を決めている。例年中国の旧正月前後にサービスを休止しているが、新型コロ…
横浜市、水素SC構築。ENEOSと連携
横浜市は26日、水素サプライチェーン(SC)構築に向けてENEOSと連携協定を締結したと発表した。カーボンニュートラルポート(CNP)の形成をはじめとする臨海部の脱炭素化や、パイプラインをはじめとす…