DNV、核融合メガコン 概念設計。ゼロエミ共同研究、郵船・JMUなどと
ノルウェー船級協会(DNV)は、日本郵船やジャパンマリンユナイテッド(JMU)などと協力して、核融合炉を搭載した2万TEU型超大型コンテナ船(FPCV)のコンセプトデザインを完成させた。核融合エネル…
LA・LB港、課徴金15日から徴収。滞留コンテナ。船社、情報収集急ぐ
米国西岸ロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)港は1日から、一定期間の蔵置日数を超えたコンテナに対する課徴金制度を導入した。ただし、制度として導入はするものの、課徴金は15日までは徴収しない。課…
マースク、EBIT5倍6700億円。7―9月期、独FW買収・航空機発注
デンマーク海運最大手マースクは2日、2021年7―9月期業績を発表した。EBIT(金利・税引き前利益)は前年同期比5倍弱の59億ドル(約6700億円)、EBITDA(金利・税引き・償却前利益)は3倍…
【MariTech 海事未来図】川崎汽船、AIで操船者支援。システム共同開発、日本無線・YDKと
川崎汽船の自動運航船の実現に向けた取り組みが加速する。同社は2日、日本無線、YDKテクノロジーズと共にAI(人工知能)などの先進技術を活用した統合操船者支援システムの共同研究開発契約を締結したと発表…
【インタビュー eモビリティー新潮流捉える】バンプーコーポレーションCEO・ソムルディ・チャイモンコン氏、脱炭素へ事業転換 加速
タイ石炭開発大手バンプーコーポレーションは再生可能エネルギーなどクリーンエネルギーへの事業転換を加速している。また、タイ政府が推進するEV(電気自動車)促進政策などに呼応し、eモビリティー(モビリテ…
【市況2021】ハンディサイズ、ケープを逆転。年明け以降も高値持続か
鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶバルカーの用船マーケットで、3万重量トン級ハンディサイズのスポット市況が18万重量トン級ケープサイズを上回った。大型のケープサイズ市況は中国沖の船混み緩和などを受けて急落…
北日本造船、新素材二相ステンレス鋼採用。ケミカルタンカー受注
北日本造船(本社・青森県八戸市、東徹社長)は2日、新しい二相ステンレス鋼「NSSC2351」を採用したケミカルタンカーを国内で初めて受注したと発表した。船型は2万2000重量トン型で、発注者は国内船…
商船三井、ヴァーレ。「円筒帆」搭載で連携。既存20万トン型で検討
商船三井は2日、ブラジル資源大手ヴァーレと共同で、鉄鋼原料船ケープサイズバルカーへの風力推進補助装置「ローターセール」(円筒帆)の搭載を検討すると発表した。既存の20万重量トン級ケープサイズへの搭載…
NSY、64型BC2隻受注。ウィズダム向け、EEDI3適応
今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の商船営業・設計合弁会社「日本シップヤード(NSY)」は、台湾船主ウィズダムマリングループから6万4000重量トン型(64型)バルカー2隻を受注した。新…
国交省、水素・燃料電池利用拡大検討会、船舶・港湾へ 水素タンク導入図る
国土交通省は10月29日、省内で運輸分野の水素・燃料電池の利活用拡大に向けた検討会の初会合を開いた。2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指し、船…
洋上風発、O&Mの人材確保を。エネ庁・風力政策担当者が講演
日本風力発電協会(JWPA)が10月28日に開いた洋上風力発電に関する勉強会で、資源エネルギー庁の風力政策担当者が講演し「洋上風力発電事業を構成する多くの分野で人材が足りないが、特に地元の企業・人と…
MODEC、通期経常赤字45億円に下方修正。FPSO操業停止長期化などで
三井海洋開発(MODEC)は2日、2021年12月期通期連結業績予想の利益項目の一部を下方修正し、経常損益が45億円の赤字(前期は128億円の赤字)になりそうだと発表した。2月に発表した前回予想は1…
ノルウェー船主グラム、上場で1.1億ドル調達。自動車船16隻保有
ノルウェー船主グラム・カー・キャリアーズ(GCC)は1日、同国のオスロ証券取引所に上場すると発表した。上場などにより1億1000万ドル(約125億円)を調達し、船隊整備や財務体質改善に充てる。…
共栄タンカー、役員人事
共栄タンカー (11月1日)出向KYOEI TANKER SINGAPOREマネジングディレクター(船舶部)田中一星▽退任(KYOEI TANKER SINGAPOREマネジングディレク…
CONPAS、本牧BCで試験運用。関東地整、横浜で効率化検討会
国土交通省関東地方整備局は2日、横浜市内で「ICT(情報通信技術)を活用した横浜港コンテナ輸送効率化検討会」の第10回会合を開いた。会合では、横浜港・南本牧コンテナターミナル(CT)で稼働する新・港…
YKIP、来年2月末まで募集。集貨・航路誘致を支援
横浜川崎国際港湾会社(YKIP)は2日、2021年度のコンテナ貨物集貨・航路誘致のための支援プログラムの募集期間を22年2月28日までとし、追加募集を行うと発表した。支援対象事業は、外航事業支…
大阪でフェリーセミナー、船旅の魅力アピール。4社の取り組み紹介
【関西】大阪港湾局は10月30日、大阪市内で「元気です!!大阪 “みなと”~大阪みなとの賑(にぎ)わい&フェリーセミナー」を大阪市港区の海遊館ホールで開いた。大阪府内の各港に寄港するフェリー航路を紹…
ラオックスG、中国への一貫物流網 構築。山東省に保税倉庫
ラオックスは2日、グループの物流会社ラオックス・ロジスティクス(LL)が中国山東省済南市で保税倉庫の運営を始めたと発表した。中国最大のネット通販セール「独身の日」(11月11日)に向け、日本国内外の…
【4―9月期】東洋埠頭、経常益23%増。露鉄道拡大が寄与
◇東洋埠頭 経常利益は前年同期比23%増の10億円。輸入青果物や穀物などの取扱数量が増加したほか、国際でも極東ロシア発の鉄道利用が拡大した。売上高が1%増の176億円、営業利益が15%増の9億5…
【菊田の眼 Logistics Insights】(17)日本海事新聞社顧問・L-Tech Lab代表・菊田一郎。WBCSD、「ビジョン2050」が示す未来への道。地球の限界内で生きられる世界へ
「持続可能な開発のための世界経済人会議」(WBCSD)をご存じだろうか。持続可能な世界への移行の加速を目指す、世界の主要企業200社のCEO(最高経営責任者)が主導するグローバル組織で、1995年の…