【ウクライナ侵攻】日本保有船、ウクライナ出港できず。バルカー5隻、被弾リスク
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの港湾で外航商船数十隻が出港できず、運航停止に追い込まれている。英国の船価鑑定大手ベッセルズ・バリュー(VV)によると、日本船主(海外グループ会社含む)の保有バル…
【ウクライナ侵攻】国際船員労使、安全・権利保護を強化。黒海航行時 危険手当も
国際船員雇用者合同交渉団(JNG)と国際運輸労連(ITF)の国際船員労使は、緊迫化するウクライナ情勢を受け、黒海北部、アゾフ海(北緯46度以北)とウクライナ全港を危険海域である「ワーライク・オペレー…
日本郵船、新造LNG船竣工。伊エジソン向け
日本郵船は4日、同社の関連会社が発注したLNG(液化天然ガス)船「ELISA AQUILA(エリサ アクイラ)」が、3日に韓国・現代三湖重工業で竣工したと発表した。竣工後はイタリア電力大手エジソン…
日本郵船、アンモニアレディー船開発。自動車船・バルカー、23年発注へ
日本郵船は3日、アンモニア燃料への転換を前提としたLNG(液化天然ガス)燃料焚(だ)き船舶「アンモニアレディーLNG燃料船」のコンセプト設計が完了したと発表した。今回は7000台積み自動車船と9万6…
【ウクライナ侵攻】極東ロシア炭、決済巡り不透明感。スポット需要急減、補油も困難
ロシアによるウクライナ軍事侵攻の影響で、極東ロシア炭トレードにも不透明感が高まっている。現時点では輸出港での積み荷役は通常通り続いているが、対ロシア制裁による石炭売買の決済や信用状を巡る懸念が発生。…
【ウクライナ侵攻】米ポテン予測、露 軍事侵攻で市況変動。船腹供給過剰で軟化。長距離輸送増で上昇
米ブローカー大手ポテン&パートナーズはこのほど、緊迫化するウクライナ情勢を受け、原油船などタンカー市況の下落と上昇の双方のシナリオをまとめた。「長期的な影響は不明」としながらも、下落する場合について…
【ウクライナ侵攻】自動車船、ブッキング休止。露・ウクライナ向け
自動車船事業を手掛ける海運会社は、ロシアとウクライナ向けの新規の船積み予約(ブッキング)をストップした。両国向けの完成車は黒海に面する港を経由する。ロシア向けはバルト海経由もある。だが、ロシアによる…
【ウクライナ侵攻】バングラ船籍、オルビア港でバルカー被弾。商船被害7隻に
海事コンサルティング会社の英ドライアドグローバルによると、2日ごろにウクライナのオルビア港でバングラデシュ船籍のバルカー「BANGLAR SAMRIDDHI」がミサイル攻撃を受けた。ロシアの軍事侵攻…
【ウクライナ侵攻】ドイツ、LNG基地新設。海運での輸入増加も。ノルドストリーム2事業会社 破産検討
ドイツは同国の2カ所にLNG(液化天然ガス)受け入れターミナルを早期に新設することを決めた。ドイツのオラフ・ショルツ首相が2月27日表明した政策の中で明らかにした。天然ガスの安定調達に向けて、LNG…
【ウクライナ侵攻】エクソン、サハリン1撤退。アフラ市況に影響も
米石油メジャーのエクソンモービルは1日、ロシア・サハリンの石油開発プロジェクト「サハリン1」から撤退すると発表した。ロシアのウクライナ軍事侵攻を受けた決定となる。既に同地域のLNG(液化天然ガス)プ…
BW・LPG、商業運航と環境両立。2元燃料VLGCなど28隻、プール事業PR
2日に開かれたLPガス国際セミナーで、シンガポールのLPG(液化石油ガス)船大手BW・LPGのニールス・リゴー上級副社長は市況の強いボラティリティー(変動性)、非効率な輸送の常態化、環境規制の強化な…
トタル、2元燃料VL就航。LNG焚き6隻の1番船
エネルギー大手の仏トタルエナジーズは2月24日、同社初のLNG(液化天然ガス)燃料に対応したVLCC(大型原油タンカー)「Eagle Valence」=写真=の用船契約が始まったと発表した。トタルは…
【ウクライナ侵攻】シェル、サハリン2撤退。単独の即断「寝耳に水」。用船料決済は維持
オイル・ガスメジャーの英シェルは2月28日、ロシア極東でのLNG(液化天然ガス)・石油事業「サハリン2」から撤退すると発表した。シェルはサハリン2に約27・5%出資、上流権益を保有する。サハリンには…
飯野海運、初のLPG焚き竣工。エクイノール用船
飯野海運は2月28日、同社初のLPG(液化石油ガス)2元燃料主機関搭載VLGC(大型LPG船)「CALLUNA GAS」が川崎重工業坂出工場(香川県坂出市)で竣工したと発表した。ノルウェーのエネルギ…
【市況2022】VLCC、中東―中国マイナス脱出。バンカー高契機に反発
VLCC(大型原油タンカー)のスポット用船市況が反発している。緊迫化するウクライナ情勢を背景にしたバンカー価格の上昇を受け、先週後半から船主が収益確保のために高値の運賃を求めるようになっていたが、今…
【バルチックWeekly市況リポート】(2月21―25日)大西洋、ウクライナ侵攻で反落
■ケープサイズ 週前半はセンチメント(市場心理)の改善を背景にレートが大きく上昇し、ポジティブなスタートを切った。しかし、欧州での軍事的緊張が本格化すると、マーケットは突然、下落に転じた。…
【ウクライナ侵攻】エネルギー輸送、ロシア離れ未知数。追加制裁、国際決済網から排除。ヤマルLNGなど影響注視
米欧は2月26日、ウクライナに侵攻したロシアに対する追加制裁として、国際銀行間通信協会(SWIFT)と呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの一部の銀行を排除することを決めた。この決定を受け、エ…
【ウクライナ侵攻】日本船主保有船が被弾。日鮮海運グループのバルカー
日鮮海運グループの日興汽船が保有するパナマ船籍の8万重量トン級バルカー「Namura Queen(ナムラ・クイーン)」が2月25日、ウクライナ南部の黒海で船尾部分に砲撃を受け損傷した。日鮮海運は日本…