ドライ船社、業績が大幅改善。PBは純利益900億円超。需給逼迫で市況高騰
ドライバルク船社の業績改善が顕著になっている。昨年以降、船腹需給逼迫(ひっぱく)で市況が高騰していることが主因だ。香港船社パシフィック・ベイスン(PB)の2021年12月期決算は、純利益が8億300…
鈴与、遠隔操作RTG到着。清水港のプロジェクト前進
【中部】清水港の新興津コンテナターミナル(CT)に12日、遠隔操作RTG(タイヤ式トランスファークレーン)2基が到着した。鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)が労働環境の改善や生産性向上を目的に進め…
NXHD、変革へ経営計画修正。23年営業益1100億円
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は14日、「日通グループ経営計画2023」の計画の一部を修正すると発表した。決算期の変更に合わせて、2024年3月31日までだった期間を、2…
【総合重工の選択 三井E&Sの構造改革終了】(上)国内の建造拠点廃止を断行
三井E&Sホールディングス(HD)が大規模な構造改革を終えた。造船事業については、総合重工で初となる国内建造拠点の廃止に踏み切り、他社への設計供与などを含むエンジニアリング事業強化に舵を切った。これ…
三井E&SHD、主機・クレーンに集中。造船は構造改革にめど
三井E&Sホールディングス(HD)の新社長に4月1日付で就任する高橋岳之取締役は10日のオンライン会見で、同社が強みを持つ舶用エンジンと港湾クレーンの両事業に経営資源を集中させ、今後の成長分野として…
日本製鉄、CO2を回収・液化・海上輸送。100―500万トン。MOLなどと検討
日本製鉄は14日、同社の製鉄所から排出されるCO2(二酸化炭素)100万―500万トンを、豪州沖で回収・液化・海上輸送する採算性を検証すると発表した。同事業を手掛けるのは、大型CCS(CO2の回収・…
名村造船所4―12月期、営業損失53億円。コスト削減で赤字縮小
名村造船所が14日発表した2021年4―12月期連結決算は営業損失が53億円と、赤字幅が前年同期の79億円から縮小した。鋼材価格の高騰を受けて工事損失引当金を積み増したものの、グループを挙げたコスト…
乾汽船、通期経常益121億円に。ハンディ高騰持続。年配187円
乾汽船は14日、2022年3月期の連結経常損益が121億円の黒字(前期は13億円の赤字)となる見通しを発表した。昨年11月公表の従来予想から17億円増の上方修正となり、主力のハンディサイズバルカー市…
EPS、スタートアップ企業9社に投資
シンガポール船社イースタン・パシフィック・シッピング(EPS)は10日、スタートアップ企業9社への出資を決めたと発表した。先進的なテクノロジーなどを持つスタートアップ企業に投資し、海事産業に革新をも…
三井E&SHD、業績下方修正。最終損失210億円
三井E&Sホールディングス(HD)は9日、2022年3月期の通期連結業績予想を下方修正し、最終損益が210億円の赤字(前期は1億3400万円の黒字)になりそうだと発表した。1月発表の前回予想は150…
MODEC、21年12月期営業損失365億円。赤字幅拡大
三井海洋開発(MODEC)の2021年12月期連結決算(IFRS適用)は、営業損失が365億円だった。赤字幅が前の期の159億円から拡大した。20年度から続く新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴っ…
ホーグオートライナーズ、21年12月期純利益1.2億ドル
ノルウェーの自動車船・RORO船大手ホーグ・オートライナーズが10日発表した2021年1―12月期決算は、純損益が1億2480万ドル(約144億円)の黒字となった。前の期は1870万ドルの赤字だった…
APMTジャパン、MTSアドベンチャーレース、Gスポンサーに
マースクグループでターミナル事業を営むAPMターミナルズ(APMT)ジャパンは14日、英国発祥の船員支援の慈善(チャリティー)団体MTS(ミッション・ツー・シーフェアラーズ)が2023年5月に伊豆半…
R&I、郵船「ポジティブ」、商船三井は格上げ
格付投資情報センター(R&I)は9日、日本郵船の格付けの方向性を「安定的」から「ポジティブ」に変更したと発表した。格付けは「Aマイナス」を維持。また、商船三井の格付けは「BBB+」から「Aマイナス」…
国土交通省、人事異動
国土交通省 (2月15日)出向外務省在カンボジア日本国大使館一等書記官(総合政策局海外プロジェクト推進課付)栗林孝典▽出向外務省在ミャンマー日本国大使館一等書記官(港湾局技術企画課付)谷上正晃…
NXHD、前期、経常益46%増。海外・国際がけん引
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は14日、2021年12月期(前期)業績と22年12月期(今期)見通しを発表した。12カ月換算ベースの前期業績は、売上高が前の期比14%増の2…
アマゾン、21年年末商戦、物流内製化が奏功。20年輸送費は1.6倍・7兆円
海上コンテナ輸送を中心に物流が混乱する中、米アマゾン・ドット・コムの物流の内製化戦略が奏功している。アマゾンは数年前から中国でのNVOCC(海上利用運送)事業進出、独自の航空貨物輸送網の構築に加え、…
鈴江コーポ、オマーン国営船社と覚書。合弁設立も視野に
鈴江コーポレーションは10日、オマーンの国営船社Oman Shipping Company(OSC、オマーンシッピングカンパニー)と国際物流事業分野での覚書(MOU)を1月23日付で締結したと発表し…
データマインまとめ、北米東航 1月7%増。家具・機械類など好調
米調査会社デカルト・データマインが米国税関統計を基にまとめた1月のアジア10カ国・地域発北米向け(北米東航)コンテナ荷動きは、前年同月比7%増の177万937TEUで、9カ月連続で前年同月を上回った…
【12月期】日本コンセプト、経常益88%増。過去最高益を更新
◇日本コンセプト 経常利益は前の期比88%増の27億円で過去最高を更新した。新規顧客開拓による取扱本数の大幅増加や国内輸送、ガスタンクコンテナビジネスの伸長などが寄与した。売上高は39%増の170億…