近海貨物船、邦船オペ「新造を検討」。バイオマス燃料など、東南ア積み高止まり
近海貨物船の復航(東南アジア積み―日本揚げ)トレードの船腹需給にタイト感が続いている。日本向けバイオマス発電燃料の増勢を追い風に、復航のスポット用船市況は日建て1万5000ドル前後と新鋭船の採算ライ…
DFFAS、東京―伊勢湾で自動運航、2月実施。実証船「すざく」公開
日本財団による無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の一つで、日本郵船グループの日本海洋科学が代表を務める「DFFASプロジェクト」の実証実験船「すざく」が23日、広島県尾道市の三和ドックで…
LA・LB港、2桁増。21年コンテナ。LA、初の1000万TEU超
北米西岸ロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)両港の2021年コンテナ取扱量が出そろった。両港湾局によると、LA港は前年比13%増の1070万TEU、LB港は16%増の938万4000TEUで、…
広島銀行、海運の融資残高微減。売船増で。21年9月末6154億円
広島銀行の海運業向けの融資残高は、2021年9月末時点で6154億円となり、同3月末時点の6237億円から83億円減少した。船主による保有船の売却が増えているためとみられる。広島銀行の海運業向…
【変革期の舶用メーカー】(2)東亜工機社長・光武渉氏。世界シェア首位、技能の結晶
――会社の概要を聞きたい。「当社は艦船用部品の製造を目的に1944年、横田工場(佐賀県鹿島市)で創業した。現在は同市内に本社・谷田、横田、大村方の3工場を構え、主力の舶用低速ディーゼルエンジン…
現代重G、21年船舶受注高2倍。海洋関連も3件成約
韓国造船最大手の現代重工業グループ(現代重工、現代三湖重工業、現代尾浦造船)の2021年船舶受注高は、前年比2倍の211億ドル(約2兆4054億円)に拡大した。受注隻数も103隻増の219隻だった。…
鉄連、21年粗鋼生産16%増。前年比、内航輸送も復調
日本鉄鋼連盟が21日公表した2021年の国内粗鋼生産量は、20年比16%増の9633万トンと7年ぶりに増加に転じた。新型コロナウイルスの影響で製造業向けの需要が減退し、生産量が落ち込んだ20年から回…
【市況2022】中小型BC、日建て1.8―1.9万ドルに。穀物出荷が下支え
南米からの穀物出荷が例年より早めに活発化し始め、8万2000重量トン級カムサマックスや5万―6万重量トン級スープラマックスバルカーなどの中小型バルカーの用船市況を下支えしているようだ。足元のカ…
ダイアナ、ポスト・パナマ型 2.4万ドル超で貸船。11―13カ月
ギリシャのバルカー船主ダイアナ・シッピングは18日、ポスト・パナマックス「Polymnia」(2012年竣工、9万8704重量トン型)を約11―13カ月、CLdNコベルフレットに日建て2万4750ド…
石連会長、油価上昇の可能性示す。オミクロンなど懸念
石油連盟の杉森務会長(ENEOSホールディングス会長、写真)は24日の定例会見で、今後の原油価格の動向について、地政学リスクや新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の影響など懸念材料を挙げ、「情…
MODEC、最終赤字300億円。21年通期予想 下方修正
三井海洋開発(MODEC)は21日、2021年12月期通期連結業績予想の利益項目の一部を下方修正し、経常損益が300億円の赤字(前期は128億円の赤字)、最終損益も300億円の赤字(同130億円の赤…
ゴーラー新会社、5.7億ドルの融資契約。LNG船の取得資金に
ノルウェー船社ゴーラーLNGは20日、新たに設立するLNG(液化天然ガス)船保有会社「クール・カンパニー」が金融機関との間で、5億7000万ドル(約649億円)の融資枠について合意したと発表した。…
NSY、アテネ事務所を今年前半設立へ。欧州の拠点に
今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の営業・設計合弁会社、日本シップヤード(NSY)は今年前半をめどに、新たな欧州の営業拠点としてギリシャの首都アテネに事務所を設立する。ギリシャ船主…
ベルシップス、S&LB2隻締結。61―63型、既存船の借り換え
ノルウェーのドライバルク船主ベルシップスは19日、2015―16年竣工の6万1000―6万3000重量トン級ウルトラマックスバルカー2隻のリファイナンス(借り換え)を目的に、セール&リースバック(S…
国交・経産省、内航船の省エネ化。実証事業を公募
国土交通省は経済産業省と連携し、内航海運の省エネルギー化を推進するため、ハード・ソフト両面の組み合わせによる船舶の省エネ効果の実証事業の公募を21日から開始した。締め切りは2月21日午後5時。…
【フィリピン台風】常石セブ、被災設備の修繕進む。建造の影響「確認中」
常石造船は20日、昨年12月半ばにフィリピン中部を通過した台風22号で被災したフィリピン子会社ツネイシ・ヘビー・インダストリーズ〈セブ〉(THI)の現状について発表した。工場設備を点検して修繕を進め…
【竣工】JMU呉、VLCC「TOWA MARU」
■JMU呉 VLCC「TOWA MARU」 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は21日、呉事業所(広島県呉市)で建造していた日本郵船向けVLCC(大型原油タンカー)「TOWA MARU…
バルチラ、シャトルタンカー向けエンジン受注
欧州舶用メーカーのバルチラは、韓国造船大手のサムスン重工業で建造している12万重量トン型砕氷シャトルタンカー7隻向けに、LNG(液化天然ガス)を燃料として使用する2元燃料(DF)主機「バルチラ31D…
ヤマトHD、 国内長距離輸送を強化。24年問題・EC増対応、ポートフォリオ強靭化
ヤマトホールディングス(HD)は、貨物専用機(フレーター)3機の導入により、国内長距離輸送を強化する。トラックドライバーに時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」やEC(電子商取引)の拡大…
【港湾セミナー】千葉港、港湾整備の展望など紹介。定期航路、活用事例も
千葉県、千葉港振興協会は21日、オンラインで「千葉港ポートセミナー」を開いた。県の担当者が千葉港の現状・港湾整備の展望について説明したほか、千葉港の定期航路、活用事例の紹介や流通経済大学流通情報学部…