佐世保重工、新生SSK「両輪経営」移行。最終船引き渡し、新造設備改修へ
名村造船所グループの佐世保重工業(SSK)は12日、新造船事業休止前の最後の新造船となる8万2000重量トン型(82型)バルカー「TOLMI」の命名式と、新造船建造で使用していた第4ドック(長さ40…
WSM、タンカー再参入。船舶管理、独アレンケル買収
ノルウェー海運大手ウィルヘルムセングループの船舶管理会社ウィルヘルムセン・シップマネジメント(WSM)は12日、タンカー主力の独船舶管理会社アレンケル・タンカーズ(本社・ハンブルク)の株式80%を取…
インフォア予測、コンテナ船遅延問題 23年まで継続。海空輸送費上昇
米クラウドERP(基幹業務システム)大手インフォア(Infor)は11日、今年のサプライチェーンに関する予測やトレンドをまとめたリポートを発表し、港湾混雑やコンテナ船の遅延問題は2023年まで続くと…
【市況2022】ケープサイズ、南米雨期で弱含み。主要航路平均1.9万ドル
鉄鋼原料を輸送する18万重量トン型ケープサイズバルカー市況が弱含み始めたようだ。足元の主要航路平均値は前日比1897ドル安の日建て1万9284ドル。南米が雨期に入り、今後出荷や船積みが停滞する可能性…
21年ドライFFA6割増。ファンド資金流入。バルチック集計
バルチック海運取引所は11日、2021年のドライバルク分野のFFA(運賃先物取引)が前年比61%増の252万4271ロットに達したと発表した。昨年初めからドライマーケット高騰が鮮明となる中、海運各社…
【2050ゼロエミへ変わるエンジンメーカー】(5)ダイハツディーゼル社長・堀田佳伸氏。燃料大変革、間口広げ対応
■生死を懸けた闘い ――足元の環境規制強化の動きをどう感じているか。「エンジンメーカーが世界の競合に打ち勝っていくには、環境負荷低減を実現する商品開発は必須で、かねて環境対応に注力してきた…
中古船売買、21年実績2388隻。日本船主は314隻売船
船価鑑定を手掛ける英ベッセルズ・バリューによると、2021年の中古船の売買実績は2388隻、総額475億2800万ドル(約5兆4838億円)となった。買い手・売り手ともにギリシャ船主が最も多く、売り…
内航5組合会長、船主・オペ・荷主で協力。海事産業強化法、4月施行控え
日本内航海運組合総連合会の会員5組合トップはそれぞれ公表した年頭所感で、船員の働き方改革、荷主との取引環境改善などを目的とした海事産業強化法の一部が4月から順次施行されることなどに言及した。働き方改…
現代重工G、年初から受注拡大。5隻を追加
韓国造船最大手の現代重工業グループは年初から受注を拡大している。4日にコンテナ船など10隻の成約を発表したのに続き、足元でさらに5隻を追加した。現代重工グループの造船持ち株会社、韓国造船海洋は…
中部運輸局、改正船員法など説明会。内航業界の地位向上に
【中部】中部運輸局は11日、名古屋市内で船員法と船員職業安定法、内航海運業法の改正に関する説明会を開いた。船員の働き方改革、取引環境の改善、内航海運の生産性向上を目的とした改正の内容について、4月(…
商船三井、LNG船6隻長期契約。CNOOC向け、24―26年竣工
商船三井は12日、中国エネルギー大手の中国海洋石油(CNOOC)の100%子会社と新造LNG(液化天然ガス)船6隻の長期定期貸船契約を締結したと正式発表した。6隻は中国の滬東中華造船で建造し、202…
イラン産石油、21年輸出4億バレル。米制裁下も
米国の非営利・無党派の政府組織である反核イラン(UANI)によると、2021年にイランが輸出した石油は4億1770万6340バレルで前年比40%以上の増加となった。最大の輸出先は中国で3億982万8…
海運大手・中堅、プライム市場選択。東証4月新区分
東京証券取引所は11日、上場会社による新市場区分の選択結果を発表した。日本郵船や商船三井、川崎汽船、NSユナイテッド海運、飯野海運は「プライム市場」を選択。明治海運、共栄タンカーなどは「スタンダード…
日本ペイントマリン、新社長に塩谷氏
日本ペイントマリンの新社長に1日付で、日本ペイントホールディングスの常務執行役を務めた塩谷健氏=写真=が就任した。白幡清一郎社長は退任した。塩谷氏は日本ペイント・インダストリアルコーティングス社長を…
キユーソー流通システム、ASEAN拡大めざす。新中計開始、新領域参入へ。海外展開の基盤強化
キユーソー流通システム(KRS)は2022年度(22年11月期)―24年度(24年11月期)中期経営計画で、海外展開の基盤強化に取り組む。インドネシア、中国の既存事業を安定化させ、ASEAN(東南ア…
KIFA・BIAC総会、FW・航空会社から136人。関空の貨物展開でセミナー
関西国際航空貨物運送協会(KIFA)と国際航空貨物航空会社委員会(BIAC)は11日、オンラインで2022年新春特別総会を開いた。両団体に加盟するフォワーダー(FW)や航空会社など関係者49社136…
日新、物流容器 位置を可視化。IoT活用実験、貨物滞留・紛失発見へ
日新は11日、モノがネットにつながるIoT機器とクラウドプラットフォームを活用し、千葉県―インドネシア・ジャカルタ間を往復する海上輸送で物流容器の位置などをリアルタイムで可視化するサービスの実証実験…
サイバーポート、導入企業109社に拡大。機能拡充を推進
昨年4月から第1次運用を開始した港湾関連データ連携基盤「Cyber Port(サイバーポート)」の導入企業数が6日時点で109社に拡大した。国土交通省港湾局では2025年度までにサイバーポートの利用…
イオンモール、カンボジアで物流事業。シアヌークビル港に倉庫
イオングループでショッピングセンターの運営・開発を担うイオンモールは11日、カンボジア子会社イオンモールカンボジアと、同国初となる多機能物流センター事業を展開することを決めたと発表した。物流センター…
【航空混載】郵船ロジ、12月輸出重量16%増。全方面で自動車 堅調
郵船ロジスティクスの2021年12月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比16%増の1万3379トンと13カ月連続で増加した。全方面で自動車関連が堅調に推移した。方面別を見ると、TC1(米州)…