国交省、港湾労働者不足解消に本腰。アクションプラン策定へ
国土交通省港湾局は港湾労働者不足に関するアクションプランの今年度中の策定に向け、港湾関係者らに対してヒアリングを進めている。同局が5月結果を公表した「2020年度港湾労働者不足に関する実態調査」では…
JERA、米フリーポートLNGに出資。全3系列関与、船腹需要増も示唆
国内発電最大手JERAが米国のフリーポートLNG(液化天然ガス)プロジェクトへの関与を強める。JERAは15日、同プロジェクトを運営する米フリーポートLNGデベロップメント(FLNG)社への出資を発…
LA・LB港、課徴金徴収きょう開始。滞留コンテナ。混乱可能性、延期も
米国西岸のロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)港は現地時間15日(日本時間16日)から、滞留コンテナに対する課徴金の徴収を開始する。状況次第では課徴金徴収は延期するとの話もあるが、12日時点の…
【インタビュー コロナ禍 旗国の奮闘】バハマ海事局アジア太平洋地域ディレクター ジャハンギール・フセイン氏、円滑な乗下船を促進
バハマ船籍の主官庁業務を担うバハマ海事局(BMA)はコロナ禍で船員交代が停滞する中、船員の乗船期間の延長などに柔軟に対応している。「船員のサインオン(雇い入れ)、サインオフ(雇い止め)が円滑に実施で…
ホーグオートライナーズ、上場で130億円調達。次世代船の建造資金に
ノルウェーの自動車船・RORO船大手ホーグオートライナーズは12日、同国のオスロ証券取引所で小型株を扱うユーロネクスト・グロース市場に上場すると発表した。上場などにより10億ノルウェークローネ(約1…
栗林商船、22―24年度中計、新航路・事業に挑戦へ。24年度経常益20億円
栗林商船は12日、2022―24年度のグループ中期経営計画を策定し公表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で取扱貨物量減少が顕著な中で、新航路・事業への挑戦やM&A(合併・買収)などによる新規輸…
WMS、代理店業務 現地網に強み、カリブ域サービス充実。ベンライン・シャラフ合弁
船舶代理店大手ベンライン・エージェンシーズ(本社・シンガポール)と同シャラフ・グループ(本社・ドバイ)の合弁会社ウオーターフロント・マリタイム・サービシズ(WMS)が米国ガルフとカリブ域での船舶代理…
佐世保重工4―9月期、6年ぶり経常黒字化。円安や艦艇修繕増収で
名村造船所グループの佐世保重工業が12日発表した2021年4―9月期連結決算は、経常損益が4億5700万円の黒字に転換した。前年同期は12億円の赤字だった。新造船事業での円安効果や艦艇修繕船事業での…
佐渡汽船1―9月期、経常損失17億円。コロナ影響、債務超過23億円
佐渡汽船が12日発表した2021年1―9月期連結業績は、経常損失が17億円だった。赤字幅が前年同期の19億円からは縮小した。新型コロナウイルスの感染症の影響で繁忙期の夏場も含めて旅客、自動車航送、…
【Newsクリップ】日本郵船、LGBTQ取り組みで表彰。「PRIDE指標」ブロンズ
日本郵船は12日、職場でのLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティーへの取り組み評価指標「PRIDE指標」の表彰制度「PRIDE指標2021」で「ブロンズ」を受賞したと発表した。郵船は「引き続き、…
名門大洋フェリー、「フェリーふくおか」、3月28日に就航
名門大洋フェリーは12日、三菱重工業下関造船所(山口県下関市)で建造中の1万5400総トン型新造船「フェリーふくおか」を、2022年3月28日から大阪南港―新門司(北九州市)航路に就航させると発表し…
ササクラ、4―9月期経常益88%増の1.9億円。固定費削減と円安で
船舶用機器事業などを手掛けるササクラの2021年4―9月期連結決算は、経常利益が1億9100万円で前年同期比88%増だった。固定費の削減による営業利益の上振れに加え、為替相場が想定レートより円安に推…
国際油濁補償基金、次期事務局長にシバートセン氏。基金総会議長も歴任
国土交通省は10日、国際油濁補償基金(IOPCF)が1―5日に開いた第26回総会の結果概要を公表した。基金の運営に重要な役割を担う次期事務局長の選挙を行い、日本が支持した前1992年基金総会議長のガ…
ハパックロイド1―9月期、EBITDA1・3兆円に。運賃高止まり・輸送量増
独コンテナ船社ハパックロイドは12日、2021年通期業績ガイドラインの上方修正を発表した。EBITDA(金利・税引き・償却前利益)が101億―109億ユーロ(約1兆3184億―1兆4230億円)、E…
堀切・日通副社長、海外・国際強化が成果。M&Aの価格上昇、慎重に見極め
日本通運の堀切智副社長=写真=は13日の会見で、2019―23年度の経営計画の戦略の進捗(しんちょく)と37年に向けた長期ビジョン実現への取り組みなどを説明した。堀切副社長は海外・国際事業の強化が成…
大連港、コロナで低温物流停滞。一部でブッキング停止
中国・大連港向けの冷凍・冷蔵貨物の輸出に混乱が生じている。同港では先週、冷蔵倉庫で新型コロナウイルス感染者が発生。低温倉庫や輸入貨物に対する検疫を強化している。船社関係者によると、現在港湾運営には影…
CNC、東南アで新サービス。星港―越ホーチミン
仏船社CMA―CGMグループのCNCはこのほど、シンガポールとホーチミンを結ぶウィークリーサービス「SGS」を開設した。寄港地のローテーションは、シンガポール(火・水)▽ホーチミン(カトライ、…
清水港、農産物の鮮度保持検証。輸出促進、4仕向け地想定
【中部】国土交通省中部地方整備局清水港湾事務所は12日、清水港からの農産物輸出促進に向け鮮度保持試験を開始した。静岡県が策定し国交省・農林水産省が8月に認定した「産地・港湾連携型農林水産物・食品輸出…
アジリティ7―9月期、純利益61倍。一般物流売却で特別利益
中東の国際物流大手アジリティの7―9月期純利益は、前年同期の61倍の9億2690万クウェートディナール(KD、約3500億円)だった。一般物流を手掛けるGIL部門をDSVに売却し、特別利益を計上した…
神原汽船、伊予三島港寄港 12月末から休止。貨物量減少で
神原汽船は11日、12月末から伊予三島港(三島川之江港)への寄港を休止すると発表した。同港ではこれまで、中国・上海―瀬戸内・九州サービスが寄港。貨物量の減少などが休止の要因だという。同港での輸…