商船三井、台湾洋上風力に25%出資。ファンド、北拓と設立。事業利益100億円へ
商船三井は4日、台湾の洋上風力発電事業「フォルモサ1」の持ち株会社に、東邦ガス(名古屋市)、北陸電力(富山市)と設立する特別目的会社を通じて25%出資すると発表した。出資額は非公表。日本の海運会社が…
国交省、10日に海事分科会開催
国土交通省海事局は10日、交通政策審議会(国交相の諮問機関)の第40回海事分科会(分科会長・河野真理子早稲田大学法学学術院教授)を開催する。今回は海上運送法に基づく「日本船舶・船員確保計画」の実施状…
【国内船主の今】(304)脱ロシア、深まる苦悩。LIBOR廃止、先延ばしの移行
2月25日、ウクライナ南部のユズニー港沖。今治船主大手、日鮮海運グループの日興汽船が保有するポストパナマックスバルカー「Namura Queen(ナムラ・クイーン)」が砲弾を受け損傷した。甲板で火災…
自動車船火災事故、わずかな油膜、沈没後に確認
大西洋を航行していた自動車船「Felicity Ace」(フェリシティー・エース)で火災事故が発生したことに関し、本船の沈没後にわずかな油膜が確認された。同船の船舶管理を担う商船三井グループ…
川崎近海汽船、会社人事
川崎近海汽船 (3月22日)内部監査室副部長(オフショア・オペレーション出向)飯野博樹 (4月1日)参与IT・DX推進室シニアアドバイザー(参与IT・DX推進室室長)落合賢昭▽内部監査室室長…
リベラ、社長に勝山氏。三菱商事出身
外航・内航船主大手のリベラグループ(本社・広島県呉市)は1日、同日付で社長に三菱商事出身の勝山泰宏氏=写真=が就任したと発表した。山本訓史社長は代表権のある会長に就いた。勝山氏は1989年に三…
自動車船火災事故、傾斜後に沈没。アゾレス諸島沖で
大西洋を航行していた自動車船「Felicity Ace」(フェリシティー・エース)で火災事故が発生したことに関し、現地時間1日午前9時ごろに沈没したことを現地のサルベージチームが確認した。本…
【ウクライナ侵攻】英国、ロシア船の入港禁止。原油・LNG船中心か
ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受け、英国政府は2月28日、同国の全ての港湾にロシア関係船の入港を禁止するよう指示した。ロシア籍船やロシア船主の保有船に加えて、ロシア企業の用船・運航まで広範囲を禁止…
【インタビュー LNG燃料フェリー整備】商船三井フェリー社長・尾本直俊氏、内航CO2削減に全力
商船三井は2月中旬、LNG(液化天然ガス)を主燃料とする最新鋭フェリー2隻(2025年就航予定)を新造発注した。商船三井フェリー(本社・東京都)が運航し、大洗(茨城県)―苫小牧(北海道)航路の深夜便…
福神汽船、船舶管理デジタル化。ハンゼアティックと契約
英ロイド・レジスターグループで海事産業向けソフトウエアを提供する独ハンゼアティックソフト(本社・ハンブルク)は1日、今治船主の福神汽船(本社・愛媛県今治市)向けに船舶管理ソフト「クラウド・フリート・…
船協、パナマ運河長官らと面談。新通航料の値上げけん制
日本船主協会は1日、友田圭司副会長が2月下旬にパナマを訪問し、パナマ運河庁(ACP)のリカウルテ・バスケス・モラレス長官らと面談したと発表した。現在ACPが抜本的な見直しを検討中の同運河の新通航料金…
政府、船員交代の要件緩和。荷役なし可、一部隔離7日へ短縮
政府は1日から、日本国内での外国人船員の交代の要件を一部緩和した。荷役の伴わない船舶でも船員交代を認める。また、フィリピンなど特定の6カ国の船員に課していた出国前の隔離期間を10日から7日へ短縮する…
【研究者の論点 日本海運経済学会】(2)東京大学大学院工学系研究科准教授・柴崎隆一。海運ビッグデータの活用、分析技術・手法の導入支援も
海運業界にもデータサイエンスやDX(デジタルトランスフォーメーション)導入に基づく経営改善・改革の機運が高まりつつある。日本海運経済学会でも昨年10月の全国大会でデジタル化をテーマ(統一論題)として…
【インタビュー 健全経営と利益確保】太平洋汽船社長・𠮷田明博氏、経営基盤 安定めざす
日本郵船100%出資子会社の太平洋汽船。昨年9月30日に就任した𠮷田明博社長は健全経営と利益確保の目標を掲げ、経営基盤の安定を目指すほか、内航船員確保に向けた労働環境改善にも力を入れる。𠮷田社長に今…
商船三井、人手不足解消へ外国人活用。配管工や介護など、船員ノウハウ生かす
商船三井はフィリピン人船員の確保・育成で培った知見を生かした外国人人材事業で着実に実績を重ねている。これまでに配管工や介護、ビルクリーニングなどの職種で採用が決まった。商船三井は世界最大の人材輩出国…
広島銀など、協議会「SMIS」発足。産学官金、海事産業の高度化 支援
広島銀行は28日、瀬戸内の海事クラスターの新たな取り組みを産学官金で議論し、支援のきっかけをつくる場として「せとうち海事産業サポーターズ会議(SMIS)」を1日付で設立すると発表した。広島県や中国運…
自動車船火災事故、安全海域に曳航。救助チームが乗船
大西洋を航行していた自動車船「Felicity Ace」(パナマ船籍)の火災事故で、サルベージチームがヘリコプターを使い同船に乗り移り、安全海域に向けて大型救助艇「Bear」で曳航を開始した。…