海事アカデミア2022
 印刷 2022年01月27日デイリー版2面

市況2022】石炭輸送、ケープサイズに代替。豪州―極東、市況軟化で割安感

 ドライバルクのスポット用船市場で、本来ならカムサマックスやパナマックスなどで輸送する貨物を、より大型のケープサイズで運ぶ動きが確認され始めた。豪州積み極東揚げの石炭輸送で数件発生しているという。市況軟化の顕著なケープサイズの方が用船者にとって、割安になっているためだ。一般的に、上位船型のケープサイズの方が下位船型より高値で推移する傾向にあるが、足元ではカムサマックスの方が約3倍の値を付けて… 続きはログインしてください。

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