海事アカデミア2022
 印刷 2021年12月28日デイリー版1面

商社に聞く 船舶事業の新潮流】(5)伊藤忠商事船舶海洋部長・藤本博和氏。安定収益拡大に試行錯誤

 ――船舶海洋部の組織体制は。「『保有船』『トレーディング』『LNG(液化天然ガス)船・海洋』の3課体制とし、機能別にそれぞれ集中して取り組んでいる。地域戦略では昨年4月から中四国支社(広島県)の機械課に船舶海洋部スタッフを常駐させ、現在、4人で関西から四国、九州まで西日本を広くカバーしている」 「現在の収益のけん引役は保有船事業だ。トレーディング事業は中古船、新造船で年50隻程度を仲介… 続きはログインしてください。

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